【重要】海釣り向け2馬力ボートの艤装アイテムは?安全に必要なアイテムからそろえよう!

2馬力ボート
記事内に広告が含まれています。

2馬力ボートで海釣りに出かけるときには、必ず携行しておかなければならないアイテムがあり、持っておかないと海上で起こりえるトラブルに対処できず、出港場所に帰ることができなくなることも考えられます。

そこでこの記事では、2馬力ボートで海釣りを行う場合に必須ともいえるアイテムや、あると便利なアイテムなどについて詳しく解説していきたいと思います。

海での事故やトラブルの緊急連絡先は118番です。

この記事を読んでいただく前に、不意の事故やトラブルに備えて電話登録しておくことをおすすめします。

【海上保安庁】海の「事件・事故」は118番

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

そいたをフォローする

2馬力ボートに必要な艤装の選び方


2馬力ボートは免許不要で誰でも簡単に釣りを楽しむことができますが、海には湖などにはない波があり、流れが存在します。

波があるということは転覆や浸水の危険があり、流れがあるということはエンジントラブルなどによって推進力が失われれば、風任せ潮任せの状態で漂流することになり、非常に危険な状態になってしまうでしょう。

また、海上にはほかの船舶も多く存在し、シルエットの小さな2馬力ボートは認識性にかけ、衝突事故などのトラブルが多く起こっています。

そのような状況になったときに、自分で対処できなければ最悪命の危険につながることも考えられ、釣りどころではなくなってしまいます。

2馬力ボートに必要なアイテムは数多くありますが、自分の命に関わる艤装を最初に必ずそろえ、海ならではの危険を確実に把握し状況に応じて対処できるように、必須アイテムを船内に常備しておく必要があるといえるでしょう。

必須アイテムの選び方と順番

1.命にかかわるアイテムを最優先に!
2.釣果に影響するアイテムの順番でそろえるのが正解!

【体験談】2馬力ボートの危険性と安全な楽しみ方!

海釣り2馬力ボートでの必須7アイテムを紹介!

ここでは、2馬力ボートで海に出船する場合に必須となるアイテムについてご紹介していきます。

できれば出船前に、これだけはそろえておくと安心して釣りを楽しむことができるので、最優先でそろえましょう。

自動膨張式ライフジャケット

ライフジャケットは船だけではなく、陸からの釣りでも必須アイテムです。

腰掛よりも肩掛け式のほうが抜けてしまう確率が少なく、自動膨張式のライフジャケットであれば不意の落水で焦っていても、作動ひもを引けないということもないので安全性が高くおすすめです。

ライフジャケットは自分の命を守るためのアイテムなので、コスト重視よりも性能重視で大手メーカーのものを選び、どのアイテムよりも最優先でそろえておくといいでしょう。

2馬力ボート向けおすすめライフジャケット5選!選ぶなら肩掛け自動膨張式一択です!

ロープ切断用のナイフ

海を航行していると、ロープやごみなどの漂流物がスクリューに巻き付く可能性があり、特にロープなどが巻き付いてしまうと外れなくなることがあります。

細く古くなったロープなどであれば手でほどくなり、釣りばさみで切断することもできるでしょうが、太いロープではそうはいかないでしょう。

そのような場合に備えて、切断用のナイフを船内に常備しておくことをお勧めします。

おすすめのナイフはジーサカイのサビナイフで、これ一本で魚まで裁くことができる優れものです。

曳航用のロープ

エンジントラブルなどで航行できなくなったボートは、曳航されることになりますがそのような場合に備えてロープを常備させておくと安心です。

使用するロープはフローティングタイプのものがおすすめで、海上に浮いてくれるので作業は格段にしやすくなるでしょう

アンカー

ボート釣りで一般的にアンカーを落とすときは、ポイントなどに付けるときに使用しますが航行不能になった時にもアンカーは役立ちます。

2馬力ボートで海に出ると時にはキャブレターの水抜きや、シャーピン、割りピンの交換など自分で整備しなければならない場面に必ず遭遇し、整備に時間がかかればかかるほどボートはどこまでも流され、漂流状態となってしまいます。

そのような状況を避けるためにも、アンカーを投入しボートを固定したうえで整備をすることが重要になるので、自分が釣りをする水深に余裕を持って対応できる長さのロープも、合わせて常備しておきましょう。

2馬力ボート用アンカーの選び方とは?形状によって使い分けることが重要です!

ガソリン用予備タンク

2馬力船外機はどこのメーカーでも満タンで1リットル程度しかタンクに入れることができず、航行時間は一時間程度、航続距離は7㎞~9㎞ほどしかありません。

その為、2馬力ボートで海釣りを楽しむのであれば、予備の燃料は必ず必要になるのでガソリン用の携行缶は必須アイテムです。

筆者自身は、最初コストをかけることができず一般的な携行缶を数回購入し、結局持ちが悪くステンレス製の携行缶に買い替えたので余計にコストがかかってしまいました。

その為、海での使用を考えコストはかかりますが、最初からステンレス製のものがおすすめです。

オール

▲オールクラッチ付きのボートであればこちら▲

これは海釣りに限らず、ボートで釣りを楽しむのであれば必須アイテムで、狭い2馬力ボートの船内でも邪魔にならないように分割式や、伸縮式のものがおすすめです。

潮流の早い場所ではオールでいくら漕いでも進めないので、潮の流れに逆らわず岸に寄せることができるように漕ぎ、岸に付けてからトラブルの対処を行うといいでしょう。

持ち手がT字タイプのものが漕ぎやすいのでお勧めです。

シャーピン・割りピン

2馬力船外機には、想定外の負荷がかかった時にスクリューの破損や船外機本体の破損を防ぐために、シャーピンや割りピンが破断し機械本体を守ることができるような仕組みになっています。

船外機本体を守るための構造なのですが、そのような場合に備えて予備のシャーピンと割りピンを船に常備しておかないと、航行不能になり漂流してしまいます。

その為、トラブルに備えて船外機に合ったシャーピンと割りピンをそろえておきましょう。

セーフィティフラッグ

2馬力ボートのメリットは船体が小さく免許不要で運転できることですが、船体が小さいということはそれだけほかの船からは視認されにくくなるというデメリットにもなります。

特に波と波の間に船が沈んでいる時には、まったく見えないこともあり相手に視認されるためにセーフィティフラッグが必要になります。

ロッドホルダーなどに固定することで簡単に使用できるようになるので、安全性を高めるためにも必ずセーフィティフラッグを立てておきましょう。

優先的に持ち込みたいアイテムとは?

ここでは、必須ではありませんがあると釣果に差が出たり、あることで便利に感じるアイテムについてご紹介ていきたいと思います。

GPS機能搭載魚群探知機

2馬力ボートはスピードが遅く釣りをできる範囲が狭くなりがちで、ピンポイントに攻めていくことが釣果につながりますが、広い海の上で魚探がないとそれは難しいでしょう。

その為、できればGPS機能搭載の魚探でコンパクト、見やすく使いやすい日本製品ものを選ぶと損をしにくいでしょう。

【2024年度版】2馬力ボートにおすすめの魚群探知機3選!必要な理由と選び方とは?

防水スマホケース

広い海の上で何かトラブルに遭遇してしまったときには、自分で対処しなければなりませんが自分の力では、どうしても解決できないトラブルに巻き込まれる可能性も、考えておく必要があります。

そんな時に頼りになるのが携帯電話ということになりますが、防水性のない製品であれば塩害や水没などにより使用できないこともあるでしょう。

また、防水スマホでも万が一に備えて釣りをしている最中は、防水スマホケースに入れておくと安心なので、優先的に持っておきたいアイテムの一つです。

ウェーダー

2馬力ボートは、出船の際に股下まで海水に使って船外機が海底にこすらない深さまで押して歩く必要があるので、ウェーダーがあると海水に濡れることなく出船することができます。

もちろん夏場などであれば海水に濡れてしまってもすぐに乾くので問題になりませんが、冬場の出船であればないと困るアイテムなので優先的に備えておきたいアイテムです。

ボートドーリー

2馬力ボートが出船することのできる場所は、港内のスロープや砂浜からになりますが、どちらからの出船でもドーリーがあることで非常に楽に出船することができるようになります。

2馬力ボートに取り付ける際には、取り付け位置を計算しておかないと、操船の邪魔になったり移動するときにスクリューこすれることもあるので、事前にしっかりと取り付け位置を確認しておきましょう。

【重要】トランサムドーリーの取り付け位置の決め方!間違うと取り返しのつかないことも!

海上ルールを守りトラブルに対処できる備えを!

2馬力ボートを所有し海に出るということは、自分自身が船長であり船上で起こりえるトラブルなどは操船しているあなたにあります。

もちろん2馬力ボートには船舶操縦免許も船舶検査も必要なく、多くの海上ルールは適用されませんが、一度海上に出てしまえば「船長」とみなされ、、自分の船と乗員の安全を確保する義務があります。

海上で起こるトラブル
  • エンジントラブル
  • 落水
  • 転覆
  • 他船との接触事故

例えばエンジントラブルによる漂流、ケガ、落水など多くのトラブルが考えられ同船者がいればなおさら、トラブルの際には適切な対処が求められるでしょう。

その為、2馬力ボートで出船するのであれば海上ルールはしっかりと守り、整備や修理などができるように、船外機の仕組みや整備の仕方などを把握しておく必要があるでしょう。

✔ポイント
  • 免許不要でも船長!
  • 自分の船と乗員の安全を確保する義務!
  • トラブルへの適切な対処!
  • 海上ルールはしっかりと覚える!

【重要】2馬力ボートの海上ルールとマナーについて!免許が不要でも法律は守ろう!

まとめ

この記事では、2馬力ボートでの海釣りに必要な必須アイテムや、あると便利なアイテムについて解説してきました。

海上で起こるトラブルの責任は船長である自分自身にあります。

そのため、命にかかわる最優先アイテムをしっかりとそろえて、安全に海上ルールやマナーを守って2馬力ボートでの釣りを楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました