24グラップラープレミアム150XGは、オフショアゲームで非常に人気の高いリールで、購入を検討する方も多くなっています。
とはいえ、狙える魚種や適した釣りスタイルが分からず、迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、釣り歴30年以上の経験をもとに、24グラップラープレミアム150XGで狙える魚種や適した釣りスタイルについて詳しく解説します。
さらに、おすすめのロッドとの組み合わせや、関連機種との違いについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
24グラップラープレミアム150XGで狙える魚種と釣りスタイル
シマノの【グラップラープレミアム】が最も適性のある釣りスタイルは、「ライトジギング」です。
最大巻き上げ長81センチ(ハンドル1回転)という高速巻き取り性能を活かし、主に近海の青物やタチウオ、根魚などをターゲットとするライトジギングに最適なベイトリールです。
- 〈適性スタイル〉 ライトジギング
- 〈最大巻き上げ長〉 81センチ(ハンドル1回転)
- 〈主なターゲット魚種〉 イナダ・ワラサ・ブリ・タチウオ・カサゴ・アカハタ・オオモンハタ
「24グラップラープレミアム150XG」は、PE1〜1.5号を基準としたタックルセッティングで、軽快なジグ操作と手返しの良さが求められる場面に向いています。
ギア比はXG(エクストラハイギア)一択で1:8。最大巻き上げ長は81センチと、ライトジギングにおいて非常に使いやすい仕様です。ゆっくり巻けばスローなアピールができ、早巻きでは遊泳力のある青物にも対応できるなど、「ライトジギング」に特化したベイトリールです。
24グラップラープレミアム150XGの特徴とスペック
項目 | 内容 |
---|---|
ギア比 | 8.1 |
最大ドラグ力 | 5kg |
自重 | 240g |
スプール径/幅 | 32mm/22mm |
糸巻量(PE専用) | 0.8号−400m、1号−330m、1.5号−200m |
最大巻上長 | 81cm |
ハンドル長 | 60mm |
ベアリング数 | ボールベアリング8個、ローラーベアリング2個 |
ギア比8.1でスピーディーな巻き取りが可能で、最大ドラグ力は5kgと十分なパワーがあり、240gの軽量設計で扱いやすいのが特徴です。
PEライン専用設計で、糸巻量は0.8号で400メートル、1号で330メートル、1.5号で200メートルに対応し、比較的浅い水深から中層までをターゲットとする釣り場におすすめ。
ハンドル1回転あたりの最大巻上長は81センチ。ハンドル長は60ミリで、剛性に優れる冷間鍛造パワーハンドルを採用し、ベアリングはボールベアリングが8個、ローラーベアリングが2個搭載されています。

出典:シマノ
一番の特徴はNEWフォールレバーで上面にくぼみを持たせ、指を掛けやすいデザインで繊細な調整が可能になり、高速でリアクションバイトを誘ったり、ゆっくり見せる釣りを展開することが可能。
NEWフォールレバーを搭載したことにより、ジギングの戦略性が大幅に向上しています。
24グラップラープレミアム150XGにおすすめのロッドの組み合わせ
ここでは、24グラップラープレミアム150XGにおすすめのロッドの組み合わせについて解説していきます。
ライトジギング向きおすすめロッド組み合わせ例
シマノ グラップラーシリーズ | 操作性が良く、軽いジグでもしっかり動かせる設計 |
メジャークラフト ソルパラシリーズ | コストパフォーマンスに優れ、初心者から経験者まで対応 |
24グラップラープレミアム150XG+シマノ グラップラー タイプ J B60-2
ライトジギングに最適!
シマノの「グラップラー タイプJ B60-2」は、ライトジギングに適したモデルとして人気のロッドで、バランスの取れた柔軟なアクションにより、ジグの操作性に優れています。
軽量で取り回しやすく、長時間の釣りでも手に負担がかかりにくい設計も特長。青物や根魚を狙うライトジギングにおいて、快適な操作感が魅力の1本で、24グラップラープレミアム150XGとの相性も良いことがおすすめの理由。
24グラップラープレミアム150XG+メジャークラフト ソルパラ SPJLJ-B642M
コスパ良好ライトジギングロッド!
メジャークラフトの「ソルパラ SPJLJ-B642M」は、ライトジギングに適した設計のロッドで、「24グラップラープレミアム150XG」との相性も良好です。
全長は6フィート4インチと取り回しやすく、オフショアからのジギングにぴったりで、ライトジギング用ルアーの操作がしやすいのが特長です。
価格と性能のバランスに優れ、さまざまな魚種に対応できることから、これからライトジギングを始めたい方にもおすすめの1本です。
スロージギング向きおすすめロッド組み合わせ例
オシアジガー シリーズ | 高感度・高強度で、深海や重量級ジグの操作に特化。大型魚にも安定した対応力 |
グラップラー タイプ スロー J | しなやかで操作性に優れ、軽量ジグや浅場でのスロージギングに理想的 |
24グラップラープレミアム150XG+オシアジガー ∞ B65-1
スロージギングに特化!
「オシアジガー ∞ B65-1」は、スロージギングに特化したシマノの高性能ロッドで、深場まで対応する設計が特長です。
長さは6フィート5インチで、操作性と安定感を両立。対応ラインはPE2号まで、ジグはおおよそ150グラムまで使用できます。感度が高く、大型の魚にも対応できるしなやかな設計で、スムーズな操作感と優れた耐久性がおすすめの理由。
特に「24グラップラープレミアム150XG」との組み合わせは相性が良く、深場のターゲットを狙う釣りがさらに快適になります。
24グラップラープレミアム150XG+グラップラー タイプ スロー J B66-1
「グラップラー タイプ スローJ B66-1」は、軽めのジグでもしなやかに動かせる操作性が特長で、浅場から中層まで幅広く対応可能です。
しなやかさと高い感度を両立しており、アクションやアタリを手元に感じ取りやすく、特に底物や中層魚へのアプローチが得意で「24グラップラープレミアム150XG」との組み合わせの相性もいいことがおすすめの理由。
バルケッタプレミアムとグラップラーCTとの違い
リール名 | 特徴 | ターゲット魚種 | 適合スタイル |
---|---|---|---|
24グラップラープレミアム150XG | 高速巻きと繊細なフォール制御。ライトジギング特化 | 青物、タチウオ、根魚 | ライトジギング、繊細なジグ操作向け |
バルケッタプレミアム | デジタルカウンター搭載。水深管理に強い | タイ、ハタ系、根魚 | タイラバ、中層狙い、カウンター釣法 |
グラップラーCT | バランス型で汎用性高。スロージギングにも対応 | 中層〜深海の多種多様な魚 | スロージギング、オールラウンドな釣り全般 |
ここでは、「24グラップラープレミアム150XG」とバルケッタプレミアム、グラップラーCTにどのような違いがあるのかについて比較しながら解説していきます。
バルケッタプレミアムシリーズ
バルケッタプレミアム150DHXGは、デジタルカウンターを搭載した高機能モデルで、水深の把握や棚の再現性に優れており、特にタイラバや中層を狙う釣りにおいてその性能を発揮します。
さらに、軽量設計(約240g)かつギア比8.1の超高速巻き取りによって、素早い回収や手返しの良さが求められる状況に強く、繊細な釣りやスピード感のある展開に対応しやすい構成となっています。
バルケッタプレミアムシリーズと24グラップラープレミアムシリーズのまとめ
- タイラバ、繊細な釣り=バルケッタプレミアム150DHXG
- ライトジギング、青物=24グラップラープレミアム150XG
バルケッタプレミアムシリーズについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
24バルケッタプレミアム150で狙える対象魚と釣りスタイルは?おすすめロッド組み合わせ例も紹介!
グラップラーCT 150XG
「グラップラー CT150XG」は、ライトジギングを中心にスロージギングなど、幅広い釣りスタイルに対応できる汎用性の高いベイトリールです。
ギア比は7.0で、巻き取りスピードとパワーのバランスが良く、ハンドル1回転あたりの最大巻き上げ長は約74センチメートル。軽量設計により操作性も高く、長時間の釣行でも疲れにくい点も大きな魅力となっています。
また、カウンター機能が搭載されており、水深の把握がしやすいのも特徴のひとつで初心者にも扱いやすく、タチウオや青物、根魚など、さまざまなターゲットに対応できる頼れる一台です。
グラップラー CT150XGと24グラップラープレミアムシリーズのまとめ
- スロージギングやほかの釣りでも使用したい=グラップラー CT150XG
- ライトジギングに特化したい=24グラップラープレミアム150XG
24グラップラープレミアム150XGの結論まとめ
24グラップラープレミアム150XGは、ライトジギングに特化したベイトリールで、イナダ・ワラサ・ブリ・タチウオ・カサゴ・アカハタ・オオモンハタなど、多くの魚種に対応できる一台です。
一般的なジギングだけでなく、スロージギングにも使用できるため、適性のあるロッドを選び、ライトジギングを存分に楽しんでください。
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