【2025年最新】船釣りにおすすめのライフジャケット15選!桜マークとAタイプが命を守る!

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船釣りを安全に楽しむために欠かせないのがライフジャケットですが、毎年のように釣り中の落水事故が報告されており、水難事故による死亡者も発生しています。

そのため、船釣りを楽しむためにはライフジャケットの着用が必須となりますが、タイプや機能が多く「どれを選べばいいのか分からない」という声も多いのが実情です。

そこで本記事では、マイボートや遊漁船で船釣りを楽しんでいる経験をもとにライフジャケットの選び方やおすすめモデルを厳選して15種類紹介します。

さらにトラブル回避や長持ちさせるメンテナンス方法まで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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船釣りには桜マーク付きライフジャケットが必須!

タイプ 使用可能な船舶
A すべての小型船舶
D 陸岸から近い水域のみを航行する旅客船・漁船以外の小型船舶
F 陸岸から近い水域のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船・漁船以外のもの
G 湾内や湖川のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船・漁船以外のもの

船釣りでは、必ず「桜マーク付きAタイプ(国土交通省型式承認)」ライフジャケットの着用が法的に義務付けられており、安全性と法令遵守の両面で欠かせません。

2018年2月1日から、小型船舶(遊漁船等)の甲板上では、桜マーク付きライフジャケットの常時着用が船長および乗船者ともに義務化されました。また、2022年2月1日からは違反した場合、船長に違反点2点の罰則が科され、累積で最大6か月の免許停止となる可能性があります。

たとえば、遊漁船でライフジャケットを着用しなかった場合、船長に違反点2点が加算。その結果、行政処分基準に達すると最大6か月の免許停止処分という重大なペナルティが科されます。

桜マーク付きライフジャケットは、単なる推奨品ではなく、船釣りにおける安全装備としての法的基準に合致した必須装備です。自分や同乗者の命を守るだけでなく、法令違反による処分リスクを避けるためにも、「着用の徹底」が不可欠です。

船釣りにおけるライフジャケットの重要性と体験談

出典:国土交通省ライフジャケット着用義務化より

船釣りにおいてライフジャケットは、命を守るために絶対に必要な装備です。

海上保安庁の統計によれば、船からの転落による死亡事故の約70%はライフジャケットを着用していなかったことが原因とされており、浮力装置の有無が生死を分ける大きな要因となっています。

私自身もマイボート釣行中、魚を取り込む際に片側に荷重が掛かり、横波で船が大きく傾き落水しました。その時、桜マーク付きライフジャケットを着用していたため、すぐに浮上して救助を待つことができ、大事には至りませんでした。

そのため、船釣りではライフジャケットの着用が事故から命を守る唯一の備えであり、性能がしっかりと保証されている「桜マーク」付きライフジャケットを選ぶ必要があるでしょう。

船釣り用ライフジャケットの後悔しない5つの選び方

ここでは、船釣り用ライフジャケットの後悔しない5つの選び方について解説していきます。

腰巻きor肩掛け

船釣りで使用できるライフジャケットには「腰巻き」「肩掛け」「ベスト」の3タイプがあり、なかでもおすすめは「腰巻き」と「肩掛け」です。

腰巻きタイプは腰に装着するため動きを妨げにくく、ロッド操作やキャスト時も快適に釣りを楽しめるのが魅力です。ただし、激しい動きではずり落ちやすい点がデメリットになります。

肩掛けタイプはフィット感が高く動いてもズレにくい特徴があり、万一落水したときも首回りが膨らむため呼吸を確保しやすい利点があります。

一方で、フィット感や暑さが苦手な方には不向きな場合もあるため、自分のフィッシングスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。

自動膨張式or手動膨張式

ライフジャケットには「自動膨張式」と「手動膨張式」があり、それぞれに特徴とメリット・デメリットがありますが、落水した経験をもとにおすすめするのは、「自動膨張式」です。

なぜなら、不意の落水事故では手動膨張式のライフジャケットのヒモを引いて膨張させることは難しいと感じたからです。

手動膨張式は自分で紐を引いて膨らませる仕組みのため、誤作動が少なく安心して使用できます。ただし、落水時に冷静に操作する必要があり、不意の事故では対応が遅れるリスクがあります。

その点、自動膨張式は落水時に水を感知して自動的に膨らむため、不意の落水や意識を失った場合でも浮力を確保できるのが大きな強みです。その一方で、強い雨や波しぶきで誤作動する可能性があり、定期的なボンベ交換やメンテナンスも欠かせません。

そのため、釣行スタイルや安全性への優先度に合わせて、自分に合った方式を選ぶことが大切です。

サイズや浮力で選ぶ

ライフジャケットを選ぶ際には、体格に合ったサイズと十分な浮力を確保できるかが重要なポイントです。

サイズが合わないと落水時に体から外れてしまう危険があり、特に子どもや小柄な方は自身に合ったサイズを使用することが安全の基本です。

ライフジャケットの多くがウエストサイズを基本としたサイズ表記を記載しているため、選ぶ際には自身のウエストに合ったサイズを選ぶようにしましょう。

また、浮力は国際基準で「7.5kg以上」が最低限必要とされており、日本で販売される桜マーク付きライフジャケットもこの基準を満たしています。

そのため、「7.5㎏以上の浮力」+「ウエストに合ったサイズ」のライフジャケットを選びましょう。

視認性やメンテナンス性で選ぶ

ライフジャケットは、視認性とメンテナンス性の両面から選ぶことも重要です。

まず視認性については、落水時に発見されやすいかどうかが命を左右します。オレンジやレッド、イエローといった明るい色は遠くからでも確認しやすく、万一の救助活動において大きな役割を果たします。

次にメンテナンス性ですが、特に膨張式タイプは定期的なボンベ交換や作動装置の点検が欠かせません。手入れを怠ると作動不良の原因になるため、ファスナーやカバーの取り外しやすさ、交換部品の入手しやすさも選定基準に含めると安心です。

視認性とメンテナンス性を兼ね備えたライフジャケットを選ぶことで、日常の使いやすさと緊急時の安全性を両立できるので、しっかりと選ぶようにしましょう。

価格帯で選ぶ

ライフジャケットは価格帯によって機能や品質が大きく異なります。おおまかに5,000円前後から入手可能ですが、耐久性や安全性を考えると1万円以上のモデルを選ぶのがおすすめです。

安価なモデルは最低限の機能を備えているものの、素材の劣化が早かったり、メンテナンス部品が手に入りにくい場合があります。一方で、1万5,000円〜2万円前後のモデルになると信頼性の高い桜マーク付きで、長期的に安心して使える設計が多いです。

さらに上位モデルでは視認性の高いデザインや快適性、収納機能なども充実しています。

価格だけで選ぶのではなく、自分の釣行スタイルや使用頻度を踏まえて、コストパフォーマンスの良いライフジャケットを選ぶことが大切です。

船釣りにおすすめのライフジャケット15選!

メーカー/モデル名タイプ認証特徴
シマノ/VF-053U腰巻きAタイプ軽量で動きやすく船釣り全般に対応
シマノ/VF-052K腰巻きAタイプフィット感が高く長時間釣行に最適
シマノ/VF-051K肩掛けAタイプ洗濯できるショルダータイプ
ダイワ/DF-2220腰巻きAタイプスリム設計で動きやすい人気モデル
ダイワ/DF-2724腰巻きAタイプ長時間でも疲れにくいフィット感
ダイワ/DF‐2021肩掛けAタイプデザイン性と機能性を両立
ダイワ/DF-2608肩掛けAタイプゴワツキを抑えて快適な装着感を実現
ダイワ/DF-2222腰巻きAタイプベルトのずり落ちしにくくコンパクト
ダイワ/DF‐2724JM腰巻きAタイプ自動通報機能『JM-Safety』を搭載
ブルーストーム/BSJ-5920RSⅡ腰巻きAタイプ長時間の着用におすすめな細い形状
ブルーストーム/BSJ-2630RSE肩掛けAタイプ水辺のレジャーからオフショアまで
【mazume】 インフレータブルウエスト II腰巻きAタイプスタイリッシュで若者に人気
プロックス/PX284K腰巻きAタイプレールシステム採用で小型化
BASARO/XH01腰巻きAタイプコスパ重視のエントリーモデル
シーウルフ/SW-J-F08腰巻きType Aユーザー選定モデル、実釣性能◎
船釣り用ライフジャケット比較表(桜マーク付き)

【シマノ】VF-053U

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
70〜1004色シマノ商品ページ
【シマノ】VF-053Uスペック表

軽量で動きやすく船釣り全般に対応!

シマノ「VF-053U」は動きやすさと安全性を両立した腰巻きタイプのライフジャケット。

船釣り初心者からベテランまで幅広くおすすめで、腰に装着するためキャストやロッド操作の邪魔にならず、長時間の釣行でも快適に使用可能です。

自動膨張式を採用し、落水時には瞬時に浮力体が展開して安全を確保します。

【シマノ】VF-052K

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
60~1055色シマノ商品ページ
【シマノ】VF-052Kスペック表

フィット感が高く長時間釣行に最適

シマノ「VF-052K」は腰巻きタイプの膨張式ライフジャケットで、船釣りでの取り回しと安全性を重視する釣り人に特におすすめです。

腰巻きタイプであるためキャストやロッド操作を妨げにくく、体への負担が軽減可能で腰囲60〜105cmの調整幅があり、様々な体型にフィットします。

【シマノ】VF-051K

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ肩掛け自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
最大1305色シマノ商品ページ
【シマノ】VF-051Kスペック表

洗濯できるショルダータイプ

シマノ「VF-051K」は、国土交通省型式承認品(桜マーク Type A)の自動+手動膨張式フローティングベストで、船釣りや遊漁船での使用に適した高性能モデルです。

浮力性能は膨張時で 7.5kg/24時間以上、装置の状態が一目でわかるインジケーター付きのガス充填装置を搭載しており、外カバーはウォッシャブル仕様で洗濯できるのもおすすめの理由。

【ダイワ】DF-2220

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
70~1004色ダイワ商品ページ
【ダイワ】DF-2220スペック表

スリム設計で軽量

ダイワ「DF-2220」コンパクトライフジャケットは、国土交通省型式承認品で、船釣りの安全基準を満たした安心のモデルです。

レールシステムを搭載しており、収納時は余ったベルトを巻き取れてコンパクトに保てる設計

浮力は膨張時で7.5kg/24時間以上を確保し、顔を水面上に維持できる安全性能を持っています。ウエストフリーサイズで70~100cmに対応。

【ダイワ】DF-2724

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
55~1406色ダイワ商品ページ
【ダイワ】DF-2724スペック表

薄型設計、しっかりフィット

ダイワ「DF-2724」は、船釣りで使いやすさと安全性を両立させた腰巻きタイプの膨張式ライフジャケットです。

コスパにも優れており、浮力7.5kg/24時間以上を確保、さらに装着時の厚みが約5cmと薄く、船縁や狭い船上での動作になじみやすい設計がおすすめの理由。

【ダイワ】DF‐2021

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ肩掛け自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
55~1505色ダイワ商品ページ
【ダイワ】DF‐2021スペック表

釣りの動きを妨げないセンターバランス機構!

ダイワ「DF-2021 ウォッシャブルライフジャケット」は、肩掛けタイプの自動・手動膨張式で、国土交通省型式承認品(桜マーク TYPE-A)として船釣りでの法令適合性が確保されたモデルです。

気室を身体中心に配置したセンターバランス機構を採用し、ロッド操作時の袖との干渉を大幅に軽減。さらに、脇ベルトアジャストや背面アジャスト機能も備えており、フリーサイズ(ウエスト55〜150cm)で体型を問わず着用可能です。

【ダイワ】DF-2608

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ肩掛け自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
55~1406色ダイワ商品ページ
【ダイワ】DF-2608スペック表

ダイワ「DF-2608」は、肩掛けタイプの自動+手動膨張式ライフジャケットで、船釣りで使う安全性を確保しています。

立体裁断設計を採用し、首周りのゴワツキを抑えて快適な装着感を実現。ウエストベルトおよび背面アジャストベルト付きで、ウエストサイズ55〜140cmのフリーサイズ対応です。

浮力は膨張時に 7.5kg/24時間以上 を保証。

【ダイワ】DF-2222

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
70~1306色ダイワ商品ページ
【ダイワ】DF-2222スペック表

ねじれにくくずり落ちにくい

ダイワ「DF-2222 インフレータブルライフジャケット」は、コンパクトさと耐久性を両立させた腰巻き膨脹式モデルです。

レールシステムを採用し、ベルトの余りを巻き取って収納可能。腰ベルト素材は従来より改良され、ねじれにくくずり落ちにくい設計になっています。

ウエストは70〜130cmの立体裁断設計で幅広い体型にフィット。浮力は膨脹時7.5kg/24時間以上を確保。船釣りや遊漁用途におすすめの一着です。

【ダイワ】DF‐2724JM

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
フリー2色ダイワ商品ページ
【ダイワ】DF‐2724JMスペック表

自動検知・自動通報機能『JM-Safety』を搭載

ダイワ「DF-2724JM インフレータブルアラートライフジャケット」は、腰巻きタイプの自動・手動膨張式で、小型船舶用救命胴衣 TYPE-A(桜マーク取得)モデルです。

浮力は7.5kg/24時間以上を確保。スマートフォンアプリ「JM-Safety」と連携する落水検知ユニットを内蔵しており、海中に転落すると位置情報と時刻を登録した見守り先に自動通知

スマホは浮力付きネックストラップで水面近くに保管できる設計です。

【ブルーストーム】BSJ-5920RSⅡ

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
70~1004色ブルーストーム商品ページ
【ブルーストーム】BSJ-5920RSⅡスペック表

長時間の着用におすすめな細い形状

ブルーストーム「BSJ-5920RSⅡ」は、ウエストタイプの自動膨張式ライフジャケットで、船釣りにも対応するエントリーモデルです。

外観は「細いスティック形状」になっており、体に触れる面積が少なく、夏場でも蒸れにくくロッド操作時の邪魔になりにくい設計。

浮力は初期約9kgで、24時間以上の浮力維持を備え安心感があります。胴囲は70〜100cm対応

【ブルーストーム】BSJ-2630RSE

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ肩掛け自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
70~1002色ブルーストーム商品ページ
【ブルーストーム】BSJ-2630RSEスペック表

 水辺のレジャーからオフショアまで!

ブルーストーム「BSJ-2630RSE Reティバノ」は、肩掛けタイプ膨張式ライフジャケットで、船釣り・オフショア釣りでも頼れる一着です。

浮力は初期約11.5kg、製品重量は約710g。胴囲70〜100cmのフリーサイズで幅広い体型に対応。素材にはリサイクルポリエステル100%の300Dリップストップとオックス600Dを使用し、耐久性と軽さを両立

水感知センサーによる自動膨張と手動引き手を備え、ダブルインジケーターでボンベとカートリッジの状態が一目で確認できます

【mazume】 インフレータブルウエスト II

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
最大1203色mazume商品ページ
【mazume】 インフレータブルウエスト IIスペック表

ハードベルトでホルダー装備可

mazumeの「インフレータブルウエスト II(MZLJ-616)」は、船釣りに必要な安全性と使い勝手を兼ね備えた自動膨張式ライフジャケットです。

浮力は7.5kgを確保し、ウエスト最大120cmまで調整可能な「フリーサイズ」。ハルキロバート社の膨張カット装置を搭載し、本体幅を腰幅に抑えた設計で、プライヤーホルダーやファイティングパッドなどの装着も可能なジャガード織りの強度高ベルトを採用している点が特徴です。

ベルトに取り付けられるプライヤーホルダー
ベルトに取り付けられるファイティングパッド

【プロックス】PX284K

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
メーカー表記なし4色プロックス商品ページ
PX284Kスペック表

レールシステム採用で小型化

プロックス「PX284K」は、PROXとBluestormのコラボモデルです。

国土交通省型式承認の船釣り全般対応型 Type Aであり、遊漁船などで使用義務のある法令要件もクリアしています。浮力は初期で約9kg、24時間で7.5kg以上を保つ仕様

【BASARO】XH01

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
70-1408色BASARO商品ページ
【BASARO】XH01スペック表

入門者にもおすすめ

BASARO「XH01」は、2024年10月に発表されたライフジャケットで、Aタイプに分類される自動/手動両対応の 2Way モデルです。

腰巻きでサイズ調整範囲が 70〜140cm のフリーサイズ仕様、素材は耐久性の高いポリエステルを使用し、軽量設計も兼ね備えています。

また、メーカー国内での検品と認証機関での浮力・強度検査を経て出荷されるため、法令遵守と実用性のバランスが良いモデルです。価格帯も手頃で、入門者にもおすすめできます。

【シーウルフ】SW-J-F08

タイプ着用方式膨張方式
Aタイプ腰巻き自動/手動
ウエストサイズ(㎝)カラーメーカー
約55~約1524色シーウルフ商品ページ
SW-J-F08スペック表

取り外し可能なサスペンダーが優秀

シーウルフ「SW-J-F08」は、高浮力大型ライフジャケットのAタイプです。

自動膨張式および手動操作が可能な2WAY仕様。ウエストベルトは約 55〜152cm のフリーサイズ対応で、体重約150kgまでの使用者に対応する設計となっています。

取り外し可能なサスペンダーや大型ポケット付きで、装備の使い勝手にも優れています。重さや装着感は大型タイプゆえ少し存在感がありますが、安全重視の船釣りには非常に信頼できるモデルです。

子ども用ライフジャケットの選び方

釣り用の子ども用ライフジャケットを選ぶ際は、安全性を最優先に考え、浮力体式を選ぶことが基本です。

浮力体式は、発泡素材やフォームで作られた「浮力体」が直接体に装着される構造になっており、水中での安定性が高く、子どもが動いても浮力が保持されやすい特徴があります。膨張式のライフジャケットと比べて操作が不要で、誤作動や膨らまないリスクがありません。

子供用ライフジャケットを選ぶ時には、体のサイズに合わせたものを選ぶことで、万一の水没時にも確実に浮力を発揮できます。また、下ベルトは必須で、しっかり固定することで着用中にずれたり脱げたりするのを防ぎます。

さらに、桜マーク付きの製品を選ぶこともマストで、国内の安全基準を満たしていることが確認できます。釣りでは腕や肩を大きく動かすため、肩や腕周りが窮屈でないかを確認し、快適に釣りを楽しめるものを選びましょう。

釣行後のメンテナンスでトラブル回避を!

自動膨張式ライフジャケットは、定期的な点検と正しい保管・扱いが安全に使用するために不可欠です。

濡れた状態や誤ったメンテナンスにより、センサーが正常に作動しなくなることがあります。特に防水・撥水スプレーの使用や長期間の湿った保管は、水を感知する機能を妨げ、膨張不良の原因となります。

例えば、使用後に水気を拭き取らず車内に放置すると、センサーが作動して自然に膨らむことがあります。また、センサーの交換は最長3年が目安で、ボンベの使用期限とは異なります。

自分で点検する場合は膨張テストを行い、一晩置いて漏れがないか確認しましょう。古いボンベを交換する際は、メーカーに依頼して安全を確保するのがおすすめです。

ライフジャケットは、膨張しなければ意味がありません。製造年月日や点検・交換時期を把握し、正しい扱いと定期的な点検を行い、海上での不意の事故に備えましょう。

まとめ

船釣りにおいてライフジャケットは命を守る最も重要な装備であり、特に国土交通省認定の「桜マーク付きライフジャケット」は必須です。

腰巻き・肩掛け・ベストなどタイプごとに特徴があり、自分の釣りスタイルや快適性に合わせた選択が重要です。

また、浮力・サイズ・視認性・価格帯といった要素も比較のポイントになります。さらに釣行後のメンテナンスを怠ると作動不良のリスクが高まるため、定期点検と正しい保管を徹底することが長持ちの秘訣です。

信頼できるモデルを選び、安心して釣行を楽しみましょう。

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