船からの泳がせ釣りにおすすめの竿10選!重要なのは選び方の基準を知ることです!

泳がせ釣り
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泳がせ釣りは誰でも大型魚を狙うことが出来る事から、人気の高い釣り方でこれから始めてみたいと考えている方も多いですよね。

しかし、泳がせ釣りに使用する竿は数多くあり「どんな竿を選べばいいのか分からない」という方も多くなっています。

そこでこの記事では、マイボートでも泳がせ釣りを楽しんでいる経験からおすすめの竿を厳選して10本ご紹介して行きたいと思います。

また、選び方の基準についても詳しく解説していきますので、船からの泳がせ釣りで使用する竿選びの参考にしてみてください。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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船からの泳がせ釣りで使用する竿の特徴

泳がせ釣りのメインターゲットなっているのが強烈な引きが特徴のカンパチやブリ、クエやハタ類などになり、これらのターゲットを釣り上げるためには竿のバットパワーが重要になります。

基本的にグラスソリッド仕様が多く、穂先はしなやかで胴はしっかりと残り、実際に魚がかかると信じられないぐらい曲がりますが、折れることはめったにありません。

そして中が空洞になっていないために、ねじれにも非常に強くターゲットが急に走り出しても竿が力を吸収できるような作りになっています。

船からの泳がせ釣りで使用する竿の選び方

ここでは、船からの泳がせ釣りで使用する竿選びの基準について解説していきたいと思います。

ベイトリール用がおすすめ

船からの泳がせ釣りで使用する竿は「ベイトリール用」のものを選ぶことが重要です。

船からの泳がせ釣りでは港や堤防、磯などの釣りと比べて縦の釣りになるので、キャスティングする必要もなくスピンニングリールよりもベイトリール方が向いています。

またベイトリールの特徴でもある巻き上げパワーの強さは、泳がせ釣りで使用する竿のパッドパワーとも相性が良く、不意に大型魚が食いついてくる泳がせ釣りではベストマッチと言えるでしょう。

また、船からの泳がせ釣りでは船長の指示棚に正確に合わせることが重要になりますが、クラッチ操作のみでラインを放出することが出来るベイトリールの方が、効率よく指示棚を探って行くことが出来ます。

一つデメリットを上げるとするならば、しっかりとメカニカルブレーキを調整しておかないと縦の釣りであっても、バックラッシュしてしまうことがあるので、セッティングはしっかりと行うようにしておきましょう。

泳がせ専用竿で選ぶ

泳がせ釣りで使用する竿は出来るだけ「泳がせ釣り専用」の竿を選ぶと失敗しにくいでしょう。

泳がせ釣り専用の竿はパッドパワーに優れ、調子も最適なバランスで設計されたまさに泳がせ釣りのための竿です。

もちろんジギングロッドなどでも泳がせ釣りは出来ますが、専用設計された泳がせ釣りの竿に比べるとどうしてもスペックで劣り、専用竿と比べて生き餌の状況も分かりづらくなるでしょう。

その為、泳がせ釣りで使用する竿は専用設計されたものを選ぶと、大型魚とのやり取りも安心して行うことが出来ます。

魚種に合わせて選ぶと釣果に差が出やすい!

泳がせ釣り用の竿は「魚種に合わせて選ぶ」と釣果に差が出やすいので、その基準について解説していきます。

ブリやカンパチなどの青物

ブリやカンパチなどの青物を泳がせ釣りで狙うのであれば、パッドパワーに優れた竿を選びます。

ガイドが頑丈な竿がおすすめで青物の強烈な引きに負けないものを選び、長さは1.5m~2,4m程度、おもりは150号ぐらいまで対応していれば多くのポイントで使用出来るでしょう。

置き竿で狙っていくのであればもう少し長い竿でも構いませんが、長くなればなるほど引きの強い青物とのファイトがやりづらくなるので、自分のフィッシングスタイルに合った長さで選ぶようにしましょう。

ヒラメやマゴチなどの底もの

ヒラメやマゴチなどを泳がせ釣りで狙っていくために必要な竿の基準として「長さは3m程度・調子は6:4~7:3・おもりは40号~80号」がおすすめです。

一般的に底ものを狙う時には底から仕掛けを放さないことが重要で、底から50㎝以内に仕掛けがないとヒラメやマゴチがバイトしてくる確率は低くなります。

そして、底からの距離を一定に保ってくれる重要なポイントが「ロッドの長さ」になります。

船は常に波で上下に動いていますが、短い竿では船の上下運動の幅を吸収しきれずに、底から大きく離れてしまうのです。

特にヒラメはその形状からも分かるように、泳ぎが得意ではなく一度自分の射程外に出てしまったエサは、余程食い気がない限り追いかけてきません。※横には追いかけるが上には追いづらい

その為、ヒラメやマゴチなどの底ものを狙う時に使用する竿を選ぶ時には、長さをしっかりと考えて選ぶといいでしょう。

クエやハタ類

大型になるクエやハタ類を泳がせ釣りで狙うのであれば、特に専用の竿を選ぶことをお勧めします。

2021年5月に高知の安芸沖で48.25㎏という信じられないようなサイズのクエが、泳がせ釣りで釣れています。

このようなサイズのクエやマハタが釣れる可能性があるのですから、竿はパワーと強度を備えた専用のグラスソリッド竿がおすすめです。

長くなるほど重量のあるターゲットとのやり取りが大変になるので、長さは2m~2.4m程度が最もおすすめで、おもりは200号まで対応していると、多くのポイントで使用できるでしょう。

船からの泳がせ釣りのおすすめの竿10選

ここでは、船からの泳がせ釣りにおすすめの竿についてご紹介していきますので、竿選びの参考にしてみてください。

二代目 青物キリング TypeC 195-200号

全長:約195cm
仕舞長:約137cm
重量:約475g
適合オモリ:100~250号
適合ハリス:~30号

「青物キリング タイプC」は、青物やマグロ、底物狙いにおいて優れた性能を持ち、コストパフォーマンス抜群のおすすめ竿です。

ブリ、カンパチといった大型青物はもちろん、底物狙いなどの泳がせ釣りに最適な柔軟な穂先としっかりとしたバットを備え、仕舞長約137cmのコンパクトなサイズは車での持ち運びも安心です。

こんな方におすすめ!

●泳がせ釣りが初めての方
●コストパフォーマンスが高い竿を探している方
●青物から底物まで幅広い魚種を狙いたい方
●軽車両で釣りに出かける方

無限ピュア船 落とし込み スペシャル 180-100号 

全長182cm(リアルワンピース)
標準自重:490g
元/先径:10.5/2.0mm(素材採寸)
推奨オモリ負荷:100号(Max150号)
適合ハリス:~16号

「落とし込みスペシャル 180-100」はロッド全体の長さとパワーと穂先の張りが見事に融合し、泳がせ釣りでのエサであるアジ、イワシなどの動きを的確に感じ取れることが魅力。

スリムなブランクながら、ソリッドグラス特有の粘り強さで10キロオーバーのブリの引きにも耐える高強度なおすすめの一本。

こんな方におすすめ!

●落とし込みとの併用竿が欲しい方
●ワンピースロッドが欲しい方
●エサの動きを見極めたい方

ピュアテック(ゴクスペ) Gokuevolution 195-150HB

全長(cm):196
継数:2pcs
仕舞寸法(cm):158
錘負荷(号):80~200
適合ハリス/ライン(号):~30

スタンディングから置き竿まで、大物狙いの船釣りに必要な要素をしっかり盛り込んだ先調子。

7:3の先調子でありながら引きに応じてスムーズにカーブを描き、しっかりとファイトできるのがおすすめの理由

こんな方におすすめ!

●大物を狙っていきたい方
●先調子の泳がせ釣り竿が欲しい方

ダイワ 落とし込みX MH-240

全長(m):2.4
継数:2
仕舞寸法(cm):125
錘負荷(号):60-180
適合ハリス(号):-20

落とし込み設計だが、泳がせ釣りでも使用できるコストパフォーマンスが高いおすすめの竿で、青物や大鯛、ヒラメなどの底ものまで狙えるライト泳がせ釣りに適したモデル。

食い込みと大物のコントロール性能を両立する専用6:4調子がおすすめの理由。

こんな方におすすめ!

●ライト泳がせ釣りの竿が欲しい方
●食い込みと魚のコントロールを両立したい方

ダイワ 船大物竿 ゴウイン アオモノ M-215・Q(2ピース)

全長(m):2.15
継数:2
仕舞寸法(cm):113
錘負荷(号):50-150
適合ハリス(号):~20

ダイワ製品で泳がせ釣り青物狙いなら「コレ」といえる青物専用設計の竿。

2ピースだがしなやかに曲がり、軽量ながらも強靭なパワーと粘りが特徴で操作性もよく、ターゲットを確実にコントロールし素早く取り込めるのがおすすめの理由。

こんな方におすすめ!

●青物専用の竿が欲しい方
●操作性に優れた竿が欲しい方

シマノ(SHIMANO) 21 アルシエラアオモノ MH235(2ピース)

全長(m):2.35
継数(本):2
仕舞寸法(cm):199.2
自重(g):500
先径(mm):2.7
錘負荷(号):60~150

置き竿から手持ちまでこなす6:4調子の竿で、強烈な青物の引きをロッド全体で柔軟に曲げて粘り、バラシやラインブレイクを軽減する絶妙なバランスが魅力の一本。

アタリを弾かず自然な喰い込みを促し、大型青物との安定したやり取りが可能で、青物の泳がせ釣りだけではなく、遠征五目、中深場、落し込みなど、汎用性が高いのがおすすめの理由。

こんな方におすすめ!

●ライト泳がせ釣り寄りの竿が欲しい方
●ラインブレイクやバラシに悩んでいる方
●泳がせ釣り以外でも使用したい方

シマノ 23 バイオインパクトライトヒラメ 64 225

全長(m):2.25
継数(本):3
仕舞寸法(cm):91.8
自重(g):154
錘負荷(号):20-80

海底にオモリを着底させた瞬間に、海底の状況が動きとともに手にしっかりと伝わるよう穂先にチューブラー構造を採用。

これによりヒラメなのか、海底の起伏なのかがよく分かるようになりあたりを逃しません。

また手の大小、右巻き、左巻き、いずれもフィットする左右共用となり、実釣時の持ち替えも出来ることがおすすめの理由。

こんな方におすすめ!

●ヒラメ用の泳がせ釣り竿が欲しい方
●感度に優れた竿が欲しい方

シマノ ロッド ’20 ヒラメ BB MH270 

全長(m):2.70
継数(本):2
仕舞寸法(cm):138.2
自重(g):168
錘負荷(号):40~120

基本性能を磨き上げたヒラメ釣り専用設計のエントリーモデルで、コストパフォーマンスに優れたヒラメ用の竿。

高い汎用性とパワーを兼ね備えた7:3 調子アイテムで喰い込みの良い繊細な穂先と大型ヒラメに負けないバットの強さがおすすめの理由。

こんな方におすすめ!

●コスパに優れたヒラメ竿が欲しい方
●バットパワーが欲しい方

ダイワ 2019 マッドバイパー 落とし込み H/HH-245

全長(m):2.45
継数(本):1
仕舞(cm):209
自重(g):500
適合ハリス(号):~30
錘負荷(号):60-200

青物を筆頭に、ヒラメ、大型マダイ、根魚などあらゆるフィッシュイーターが対象となる、大型魚メインの泳がせ竿。

パワーに重点を置きながらも、ベイトの様子がわかる繊細さも兼ね備えたおすすめの一本。

こんな方におすすめ!

●大型根魚まで対応した竿が欲しい方
●感度の高い竿が欲しい方

ビーストマスター 落し込み H230

全長(m):2.30
継数(本):2
仕舞寸法(cm):198.4
自重(g):698
錘負荷(号):80-200

大型魚を制する強靭ハイパフォーマンス、ハイパワーが魅力で、メーターオーバーを取るための竿。

生き餌のわずかな反応も伝える感度を備えた穂先が、生き餌に不自然な動きをさせにくく、ターゲットに警戒心持たせないことがおすすめできる理由。

こんな方におすすめ!

●手持ちで大型魚と対決したい方
●強力なパッドパワーが欲しい

一度味わうと癖になる泳がせ釣りの魅力

泳がせ釣りの大きな魅力の一つが、ほかの釣り方では釣れることのないような大物が釣れることで、面倒な仕掛けや細かいテクニックは必要ありません。

そして、ターゲットを誘う面倒なテクニックは、生きたエサである魚が自動で行ってくれるので間違いありません。

また、普段から捕食している本物の生きたエサを使うのですから、警戒心の強い大物が釣れる確率も高くなって当然で、フィッシュイーターと呼ばれる魚を捕食している魚であれば、どんな魚種も狙うことが可能です。

泳がせ釣りは「誰でも簡単・大型魚が狙える・釣れる魚種も豊富」な魅力にあふれた釣りなので、泳がせ釣り用の竿をしっかり揃えて、まだ見ぬ大物を狙ってみてください。

まとめ

泳がせ釣りに必要な竿の特徴は、強烈な引きの青物や重量のある魚に対応するためのバットパワーが必須で、グラスソリッド仕様が一般的となっています。

選ぶ際は、ベイトリール用の竿を選び、ターゲット魚に合わせて竿を選ぶことで釣果が期待出来るようになるので、ぜひ挑戦してみてください。

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