2馬力ボート向けおすすめライフジャケット5選!桜マーク付き自動膨張式が命を守る!

2馬力ボート
記事内に広告が含まれています。

ライフジャケットは自分の命を守る重要なアイテムであり、最優先で備えておかなければなりません。

しかし、どのような基準でどのようなライフジャケットを選ぶべきなのか悩みますよね。

そこで本記事では、マイボートや遊漁船で船釣りを楽しんでいる経験をもとに、おすすめの厳選ライフジャケット5種と、選び方について詳しく解説していきたいと思います。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

そいたをフォローする

命を守る桜マークのライフジャケット

タイプ使用可能な船舶
Aすべての小型船舶
D陸岸から近い水域のみを航行する旅客船・漁船以外の小型船舶
F陸岸から近い水域のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船・漁船以外のもの
G湾内や湖川のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船・漁船以外のもの
小型船舶用装備区分表

国土交通省では関係法令を改正し、平成30年2月からすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化しました。

しかし、免許不要の2馬力ボートにおいて着用の義務はなく、あくまでも着用推奨となっています。

しかし、ライフジャケット着用時と未着用時では生存率に大きな差があり、着用時の生存率が87%もあるのに対して未着用時では39%と非常に大きな差があります。

このような状況を考えると、着用義務はなくても自分の命を守るためにも自主的に着用することが自身の命を守るためには必要で、国土交通省の認証を受けた証である「桜マーク」の付いたライフジャケットを着用しましょう。

落水を考え桜マーク+自動膨張式がおすすめ

2馬力ボートでは、落水時の安全対策として「桜マーク付きの自動膨張式ライフジャケット」が必須です。

2馬力ボートは船体が軽く、波や重量の偏りで転覆しやすく、船べりも低いため、少しバランスを崩すだけで落水の危険があります。落水時はパニックになり、手で紐を引く余裕もほとんどありません。

筆者自身もランディング時に同船者が片側に寄ったことで船体が傾き、落水。ウェーダーを着用していたため泳げず、非常に危険な状況になりました。その際、自動膨張式ライフジャケットを着用していたため命を守れました。

2馬力ボートで安全に釣りを楽しむには、国土交通省の安全基準をクリアした桜マーク付き自動膨張式ライフジャケットの使用が最も重要です。落水リスクを考え、万全の装備で臨みましょう

2馬力ボート向けライフジャケットの選び方

ここでは、2馬力ボート向けライフジャケットの選び方について解説していきます。

腰巻きタイプと肩掛けタイプ

船釣り用ライフジャケットには「腰巻き」「肩掛け」「ベスト」の3タイプがあります。

中でも腰巻きは腰に装着するため、ロッド操作やキャスト時に動きを妨げにくく快適です。ただし、激しい動きではずり落ちやすいのがデメリット。

一方、肩掛けタイプは体にフィットしやすく、落水時も首回りが膨らむため呼吸が確保しやすい特徴があります。反面、暑さやフィット感が苦手な方には不向きです。

自分の釣りスタイルや快適性を考慮して選ぶことが重要です。

自動膨張式と手動膨張式

ライフジャケットには「自動膨張式」と「手動膨張式」があり、それぞれメリットと注意点があります。

手動式はヒモを引いて膨らませるため誤作動が少なく安心ですが、落水時に冷静に操作する必要があり、対応が遅れる可能性があります。

自動膨張式は水を感知して自動で膨らむため、意識を失った場合でも浮力を確保できるのが大きな強みです。ただし、強い雨や波で誤作動する可能性もあるため、定期的なボンベ交換や点検も欠かせません。

サイズと浮力で選ぶ

ライフジャケットを選ぶ際は、体格に合ったサイズと十分な浮力を確保できるかが大切です。

サイズが合わないと落水時に外れてしまう恐れがあります。特に小柄な方や子どもは自分に合ったサイズを使用しましょう。浮力は国際基準で7.5kg以上が必要で、日本で販売される桜マーク付きライフジャケットはこの基準を満たしています。

したがって、「ウエストに合ったサイズ」と「7.5kg以上の浮力」を両立したものを選ぶことが安全の基本です。

視認性とメンテナンス性で選ぶ

ライフジャケットは視認性とメンテナンス性も重要です。落水時に遠くからでも発見されやすいオレンジやレッドなどの明るい色は、救助活動で大きな役割を果たします。

メンテナンス性では、膨張式はボンベ交換や作動点検が必須です。ファスナーやカバーが取り外しやすいか、交換部品が手に入りやすいかも確認しましょう。

視認性とメンテナンス性を兼ね備えたライフジャケットを選ぶことで、日常の使いやすさと緊急時の安全性を両立できます。

価格帯で選ぶ

ライフジャケットは価格によって機能や耐久性が異なります。5,000円前後の安価なモデルでも使用できますが、素材の劣化や交換部品の入手難がデメリットです。

1万円以上のモデルは桜マーク付きで耐久性が高く、長期使用に向いています。1万5,000円〜2万円前後になると、視認性や快適性、収納機能も充実した上位モデルが多くなります。

価格だけで選ばず、釣行スタイルや使用頻度を考慮して、コスパの良いライフジャケットを選ぶことが重要です。

2馬力ボートにおすすめのライフジャケット5選

ここでは、2馬力ボートにおすすめの肩掛け自動膨張式ライフジャケットを厳選してご紹介していきます。

おすすめ1

TYPE A 桜マーク
自動膨張/自動膨脹
サイズ:フリー 裾囲最大 130CM
浮力表示:(膨脹時)74N/24時間以上

もっともメジャーな形のライフジャケットで、すべての小型船舶で使用可能なAタイプのライフジャケットです。

気室が取り外し可能で、汚してしまっても洗濯することが出来るので安心です。

おすすめ2

TYPE A 桜マーク
自動膨張・手動膨張式
浮力:膨脹時7.5kg(24時間以上)

気室の格納部を体の中心に寄せた作りで、ロッドを操作するときに内袖側にライフジャケットが干渉しにくく、釣りをしやすい構造になっています。

着用した後に着たままでサイズ調整ができるのもおすすめの理由。

おすすめ3

TYPE A 桜マーク
自動膨張・手動膨張式
浮力:9㎏

コンパクトが売りのライフジャケットで、身動きがとりずらい2馬力ボートの船内でも負担に感じることは少ないでしょう。

また、耐摩耗、耐水性に優れた生地が採用されているため、長期間の使用も可能です。

おすすめ4

国土交通省型式承認
自動膨張・手動膨張
浮力:7,5㎏

ファスナー付きで体の中心部で固定できるので、邪魔になりにくくロッド操作も快適に行うことが出来ます。

また、肩掛け式のライフジャケットには珍しく、ポケットがついているので小物を入れておくことが出来て非常に便利です。

おすすめ5

TYPE A 桜マーク
自動膨張・手動膨張式
浮力:7,5㎏(24時間)

安心安全のダイワ製で信頼感はもちろんのこと、首周りにフィットする設計で動きやすく、ごわつきによる不快感も軽減されています。

ウェスト適合サイズも55㎝~140㎝と、女性から大柄な男性まで着用可能です。

2馬力ボートだけではなく、船釣り全般で使用できるライフジャケットについては、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

【2025年最新】船釣りにおすすめのライフジャケット15選!桜マークとAタイプが命を守る!

ライフジャケットは自分の命を守るためにも必ず着用しよう!

2馬力ボートには法律上ライフジャケットの着用義務はありませんが、海上に出る際はあなた自身が船長であり、その場で起きるすべてのトラブルの責任は船長であるあなたにあります。

特に同船者がいる場合は、その責任の重さはさらに増し、トラブルを未然に防ぎ、同船者の命を守ることが求められます。

そのため、自分の命を守るためにもライフジャケットは必ず着用し、同船者にも確実に着用させ、安全第一で釣行を楽しむことが大切です。

まとめ

ここまで、おすすめライフジャケットのご紹介や選び方についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

ライフジャケットは自分の命を守る命綱であり、2馬力ボートにおいて最重要アイテムです。

その為、コストよりも安全性重視で選び2馬力ボートライフを楽しんでください。


コメント

タイトルとURLをコピーしました