【2025年最新】オフショアヒラメジギングにおすすめのリール11選!選び方の基本とは?

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オフショアヒラメジギングで使用できるリールは多種多様で、どの基準でどの機種を選べばよいか迷ってしまうこともあります。

選び方の基準を理解せずに選ぶと、「使いにくい」「購入しなければよかった」と後悔する可能性もあるでしょう。

そこで本記事では、マイボートや遊漁船でヒラメジギングを楽しんできた経験を元に、おすすめのリールを厳選してご紹介します。

さらに、オフショアヒラメジギングに適したロッドの基準やジグの特徴についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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オフショアヒラメはスロージギングが基本!

オフショアヒラメジギングは、「スロージギング」が基本的な釣り方で、最も釣果が期待できる釣法の一つです。

なぜなら、ヒラメは海底に潜み、弱った小魚を狙って捕食するため、スロージギングのゆっくりとした動きがヒラメの捕食習性にぴったり合うからです。

スロージギングは、ジギングの一種で、「スローピッチジャーク」とも呼ばれる釣り方ですが、従来のジギングよりもジグの動きをゆっくりと操作し、沈む動き(フォール)に重点を置くことで、ヒラメに警戒心を与えず自然に誘うことができます。

実際に、私自身マイボートでヒラメジギングを楽しみますが、スロージギングの方が釣果が良く、通常のジギングよりもアングラーへの負担が少ないため、長時間の釣りでも疲れにくく感じます。

そのため、オフショアジギングでヒラメを狙うのであれば、スロージギングを基本としたタックル選びが、非常に重要なポイントとなるでしょう。

  • スロージギングが基本!
  • スロージギング対応タックルが必須!

ヒラメジギング向きリールの選び方

ここでは、ヒラメジギング向きリールの選び方について解説していきます。

ベイトリールがおすすめ

オフショアヒラメでは、スロージギングが基本となるため、ベイトリールの方が有利にヒラメを狙うことができます。

  • フォール中のアタリを取りやすい
  • 巻き上げ力が強い
  • ジグの操作性が良い

まず、スロージギングではジグのフォールが重要で、バイトタイミングもフォール中に起こることが多いため、ラインのテンションを保ちやすく、ヒラメや根魚の微細なバイトを感じ取りやすいベイトリールが有利です。

また、巻き上げ力も強く、大型ヒラメが掛かっても安心してやり取りができる上に、スローピッチジャークを細かく調整できるため、ジグの操作性が高いことも魅力です。

そのため、オフショアヒラメジギングで使用するリールは、「ベイトリール」を選ぶことをおすすめします。

サイズ/番手

タックルスタイルベイトタックル
番手シマノ=300番/ダイワ=100〜250番
糸巻量PEライン2号=200m
ギア比ハイギア
ヒラメジギング向きリールの選び方

オフショアヒラメジギングに必要なベイトリールのサイズは、小型から中型サイズのベイトリールがおすすめで、「シマノ=300番」「ダイワ=100〜250番」の番手のリールを選びます。

スロージギングでは操作性が重要ですが、大きすぎるリールでは手に収まらず、しっかりとホールドしにくくなるため、手に収まるサイズを選ぶことが大切です。

選ぶ際には、各メーカーによってサイズや番手に違いがあるため、間違えないようにしっかりと番手を確認して選びましょう。

糸巻量

オフショアヒラメジギングに必要な糸巻き量の基準は、「PEライン2号が200メートル」巻けるリールが基本となります。

しかし、比較的浅場で行うライトヒラメジギングでは、PEライン1.5号が200メートル巻けるリールであれば、問題なくヒラメジギングを楽しむことができます。

逆に、水深50メートルを超えるようなポイントでヒラメジギングを行うのであれば、PEライン2.0〜3.0号が200メートル巻けるリールが安心です。

ライトヒラメ、ノーマルヒラメどちらで行うか決まっていない場合は、汎用性の高い「PEライン2号が200メートル」巻けるベイトリールをおすすめします。

ギア比で選ぶ

オフショアヒラメジギングでは、「ハイギア」のリールがおすすめです。

ただし、パワーギアの方が有利になる場面も考えられるため、釣り場の状況や、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて選ぶ必要があります。

まず、ハイギアをおすすめする理由は、アクションの幅が広く、スローピッチジャークを多用する場合に操作しやすいことです。

また、手返しが早くなり、水深のある場所でも素早くジグを回収できるため、単純に投入回数が増え、釣果アップが期待できる点も挙げられます。

一方で、パワーギアのリールは巻き抵抗が少なく疲れにくいことや、トルクが強いため、大型魚とのファイトでも安定して巻き上げられるといったメリットがあります。

そのため、力や体力に自信がない方は、パワーギアを選ぶのもおすすめです。

オフショアヒラメジギングにおすすめのリール11選!

ここでは、オフショアヒラメジギングにおすすめのリールを厳選して11機種ご紹介していきます。

【シマノ】オシアジガー Fカスタム 1000HG

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
4306.472-30098
オシアジガー Fカスタム 1000HGスペック表

フォールレバー搭載!

【オシアジガー Fカスタム 1000HG】は、ジギング用ベイトリールで特にスロージギングに適したモデルです。

フォールレバー搭載でフォールスピードやジグの水中姿勢を自在にコントロールできるため、フォールでの誘いが重要になるスロージギングで効果を発揮します。

最大ドラグ力7㎏は、不意にかかることのある青物でも安心できるレベル。

おすすめロッド組み合わせ例

【シマノ】オシアジガー 1500XG

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
4107.362‐500/2.5‐400112
オシアジガー 1500XGスペック表

エキストラハイギア(XG)搭載!

【オシアジガー 1500XG】は、スロージギング向けのベイトリールで、特に高速巻き上げを活かしたテンポの良いジャークが可能。

フォール&ジャークの組み合わせで、高速巻き上げを活かし、フォール後の素早いジャークで魚のリアクションバイトを誘発できます。

おすすめロッド組み合わせ例

【シマノ】オシアコンクエストCT 300XG

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
3557.572‐380/3‐240101
オシアコンクエストCT 300XGスペック表

フォールレバーと連動式レベルワインドが優秀!

【オシアコンクエストCT 300XG】はフォールレバーでフォールスピードを細かく調整でき、ヒラメや根魚のフォールバイトを狙いやすい。

また、連動式レベルワインド搭載でラインの放出がスムーズで、ライントラブルが少ないことも魅力。

おすすめロッド組み合わせ例

【シマノ】17グラップラー 300HG

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
3256.272‐380/3‐25084
17グラップラー 300HGスペック表

コスパ良好!

シマノ【17グラップラー 300HG】は、コストパフォーマンスに優れたジギングリールで、ヒラメ狙いのスロージギングにも対応可能です。

フォール&ジャークの組み合わせによりスローな誘いが可能でヒラメだけではなく、ワラサやサワラなどの中型青物に対応できる巻き上げ力が魅力。

おすすめロッド組み合わせ例

【シマノ】バルケッタ BB 300HG

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
2507.05.52‐300/3‐20073
バルケッタ BB 300HGスペック表

スーパーフリースプールでフォール性能が高い!

シマノ【バルケッタ BB 300HG】は、カウンター付きの小型ベイトリールで、スロージギングだけではなく、ライトジギングやタイラバ、メタルスッテなど幅広い釣りに対応できるモデルです。

スーパーフリースプール搭載で、クラッチを切った際のスプールの回転がスムーズで、フォール性能が向上していることがおすすめの理由。

おすすめロッド組み合わせ例

【シマノ】トリウム 1500HG

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
5556.372‐500/2.5‐40097
トリウム 1500HGスペック表

シマノ【トリウム 1500HG】は、スロージギング初心者向けのベイトリールで、コストパフォーマンスに優れたモデルです。

長時間の釣行でも疲れにくいコンパクトボディと、ハンドルを回すだけでクラッチが切り替わるクラッチオートリターン機能で、フォールでのバイトを逃しにくいことがおすすめの理由。

おすすめロッド組み合わせ例

【ダイワ】キャタリナ 15H-SJ

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
4856.481.5‐600/2‐50099
キャタリナ 15H-SJスペック表

大物にも対応!

ダイワ【キャタリナ 15H-SJ】は、スロージギングに特化したベイトリールで、耐久性と巻き上げ力に優れたモデルです。

PE2号が500メートル、最大ドラグ力8㎏のスペックはヒラメだけではなく、カンパチやブリ、根魚(ハタ類)など、多くの魚に対して汎用性があります。

おすすめロッド組み合わせ例

【ダイワ】22 ソルティガ 15H-SJ

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
4807.182‐600/3‐400115
22 ソルティガ 15H-SJスペック表

スロージギングのハイエンドモデル!

ダイワ【22 ソルティガ 15H-SJ】は、スロージギングに特化したダイワのハイエンドモデル。

高精度なギア設計で、スムーズな巻き心地と耐久性が高く、ハンドル1回転で115cmの巻き取り量で、素早いジグの回収が可能、テンポの良いジャークにおすすめです。

おすすめロッド組み合わせ例

【ダイワ】ティエラ IC 300-C

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
3506.3約72‐30073
ティエラ IC 300-Cスペック表

スマートフォンと連携!

ダイワ【ティエラ IC 300-C】は、ライトジギング向けのカウンター付きベイトリールで、精度の高い水深管理が可能なモデルです。

ライトジギングといわれる水深50〜100mのエリアで、軽めのジグを使用したスローピッチジャークにおすすめで、フォールアクションを活かし、スローな誘いが可能。

おすすめロッド組み合わせ例

【ダイワ】ソルティガ IC 300H-SJ

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
4057.3101.5‐500/2‐40098
ソルティガ IC 300H-SJスペック表

ICカウンター搭載!

ダイワ【ソルティガ IC 300H-SJ】は、スロージギングに特化したカウンター付きベイトリールで、精度の高い水深管理が可能なモデルです。

水深をデジタル表示し、フォール中のバイトゾーンを正確に把握し、巻き取り量98cmの巻き取り量は素早いジグの回収が可能で、テンポの良いジャークにおすすめ。

おすすめロッド組み合わせ例

【アブガルシア】オーシャンフィールド BG

自重(g)ギア比最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)巻取り長さ(cm)
3476.2:1103‐26078
オーシャンフィールド BGスペック表

コストパフォーマンスが高い!

アブガルシア【オーシャンフィールド BG】は、ソルトゲーム向けのエントリーモデルのベイトリールで、コストパフォーマンスに優れたモデルです。

コンパクトな形状で、パーミングしやすく長時間の使用でも疲れにく、操作性も高いため初心者でも扱いやすく、幅広いソルトゲームに対応するおすすめのベイトリール。

ロッドはスロージギングモデルを!

項目スロージギングロッド通常のジギングロッド
主な対象魚ヒラメ・根魚青物・大型回遊魚
ロッド素材高弾性カーボン素材標準カーボン素材
テーパー設計スローテーパー(全体がしなやかに曲がる)ファーストテーパー(先端がよく曲がる)
得意なアクションフォール演出、横スライドジグの高速リトリーブ
疲労度少ない(長時間でも疲れにくい)やや疲れやすい
推奨理由少ない力でジグを自然に動かせる強い力でジグを積極的に動かす必要がある
【オフショアヒラメジギング用ロッド比較表】

オフショアヒラメジギングに必要なロッドは、「スロージギングモデル」を選ぶことが重要です。

なぜなら、スロージギングロッドはロッドの反発力を活かし、少ない力でジグをスライドさせることができるように設計されており、特にヒラメや根魚狙いに適しているからです。

【主な特徴】

  • 高弾性カーボン素材
  • スローテーパー設計

まず、高弾性カーボン素材を使用することで、ロッドの反発力を活かし、少ない力でジグをスライドさせることが可能で、長時間の釣りでも疲れにくいという特徴を持ちます。

また、スローテーパー設計により、ロッド全体がしなやかに曲がることで、ジグのフォールを自然に演出し、短い距離でジグを横に向けることができる点もスロージギングロッドの強みです。

このように、スロージギングモデルのロッドは通常のジギングロッドとは異なり、フォールアクションを重視したスロージギングに合わせて最適化されています。

そのため、オフショアヒラメジギングでは「スロージギングモデル」を選ぶようにしましょう。

ヒラメジギング用ジグの選び方

ヒラメジギングでは、「フォールアクションを重視したジグ選び」が釣果を左右します。

フォールアクションが重要な理由として、ヒラメは海底で弱った小魚を待ち伏せし、捕食行動を起こします。この時の弱った小魚の動きが、スローフォール系のジグに非常に似ているためです。

オフショアヒラメジギングで使用するジグは、センターバランス設計でヒラメの捕食パターンにマッチし、水平に近い姿勢でフォールします。ゆっくり沈むことでヒラメに違和感を与えず、バイトを誘えるように設計されています。

また、潮の流れに負けず、安定したアクションを維持するためには、水深に応じた適切な重量のあるジグを選ぶことが重要です。これも釣果を左右する重要なポイントとなります。

ただし、フォール性能に特化しているジグでも、最適な設計がされたスロージギングモデルのロッドを使用しなければ、フォール性能を十分に発揮することはできません。

そのため、フォールアクションを重視したジグを選ぶとともに、ジグの特徴を生かすためのロッド選びにも注意を払いましょう。

まとめ

オフショアヒラメジギングはスロージギングが基本であり、小型ベイトリールがおすすめです。

また、スロージギングでは最適に調整・設計されたスロージギングモデルがおすすめで、専用ジグの特徴を生かし、釣果につながる可能性が高まります。

ベイトリールと同様にしっかりと検討し、最適な相性のタックルでオフショアヒラメジギングを楽しんでください。

ヒラメをジギング以外で狙いたいといった方は、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

【必見】船から狙うヒラメ!釣り方とタックル選びの基準を紹介!

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