オフショアヒラメジギングで【圧倒的釣果】を出すために必要な5つのコツ!ヒラメを知ることがカギ!

ジギング
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ヒラメはオフショアジギングだけでなく、ショアジギングにおいても非常に人気の高いターゲットですが、なかなか釣れない難易度の高い魚種でもあります。

しかし、少しのコツをつかむことで、釣れなかったヒラメが釣れるようになってきます。

そこで本記事では、マイボートや遊漁船でオフショアヒラメジギングを15年以上続けてきた経験をもとに、釣るための効果的なコツや、ヒラメの習性・捕食パターンについて詳しく解説していきます。

また、ヒラメ狙いに有効な泳がせ釣りについても紹介していますので、ヒラメを狙いたい方はぜひ参考にしてください。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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ヒラメの習性と捕食パターンを理解する

ヒラメの習性と捕食パターン

オフショアジギングでヒラメを狙うためには、ヒラメが思わず反応したくなるような誘い方をする必要がありますが、習性や捕食パターンをしっかりと理解していないと、効果的な誘い方はできません。

ここでは、ヒラメの習性や捕食パターンについて解説していますので、オフショアヒラメジギングに挑む前に、しっかりと理解しておきましょう。

ヒラメの習性

ヒラメは海底に生息する底生魚で、砂地や砂泥地を好み、体色を周囲の環境に合わせて変化させる擬態能力に優れており、砂の中に体を隠して、通りかかる小魚やエビを狙います。

主に夜行性で、夕方から朝方にかけて活発に捕食行動を行い、食性は肉食性で小魚や甲殻類、多毛類などを捕らえて食べています。

獲物を待ち伏せて急襲する「待ち伏せ型」の狩猟スタイルを持ち、自身の捕食範囲に入った魚を下から見上げながら狙うため、特に落ちてくるものに反応しやすい傾向が強い魚種です。

また、季節によって浅い海底から深い海に移動するため季節によって、狙う水深を見極めることが重要になるでしょう。

  • 擬態に優れた底生魚!
  • 夜行性で夕方から朝方に行動する!

ヒラメの捕食パターン

ヒラメの捕食パターンは「待ち伏せ型」が中心で、砂地に身を潜めながら獲物が近づくのをじっと待ち、素早く飛び出して捕らえるのが定番のスタイルです。

ヒラメは海底から海上を見渡せるように目が上向きに付いているうえ、視覚にも優れており、動きのある獲物に強く反応します。そのため、弱って魚群から離れた小魚が泳ぐ際に見せる不規則な動きが、反射的な捕食行動を引き起こすカギとなります。

このような理由から、ジグのフォール中に見せるルアーの揺れにヒラメが興味を示しやすく、捕食のタイミングもその瞬間に集中する傾向があります。

そのため、いかに捕食パターンにマッチした動きをジグに与えられるかが、釣果を左右する重要なポイントとなります。

  • 待ち伏せ型の捕食
  • 落ちてくるものに好反応

ヒラメジギングで圧倒的釣果を出すための5つのコツ

ここでは、オフショアヒラメジギングで圧倒的釣果を出すためのコツを5つご紹介していきます。

スロージギングが基本

オフショアヒラメジギングでは、「スロージギング」が最も効果的で、釣果につながる第一のコツです。

理由としては、スロージギングはフォール特化のジギングであり、ひらひらと頭上からジグが落ちてくる様子は、弱った小魚を襲うヒラメの捕食パターンにベストマッチしているからです。

そのため、オフショアでヒラメをジギングで狙うのであれば、青物などに有効な「シャカシャカ巻き」ではなく、ジグの操作をゆっくりと、ひらひら落ちる小魚をイメージしながら行う【スロージギング】が効果的で、ヒラメのバイトを誘うことができるでしょう。

  • スロージギングが効果的!
  • ひらひら落ちる小魚をイメージ!

スロージギングについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

【フォールが重要】スロージギングとは?基本タックルとしゃくり方のコツを紹介!

フォールが最も重要

オフショアヒラメジギングでは、ジグの「フォール」を意識した操作が釣果を出すためのコツとなります。

待ち伏せを得意とするヒラメは、頭上から落ちてくるものに強い興味を示すため、ひらひらと弱った小魚のように落ちながらアクションをするジグのフォール中の動きが非常に重要になります。

具体的な操作方法は、ロッドをしゃくることで一度曲がったロッドが元に戻る際の「反発力」を利用し、ジグに瞬間的な力を与えて自走させます。

この動きによってジグは小魚が逃げるようなリアルなアクションを生み出し、その後、ロッド操作を止めてフォールに移ることで、弱ったベイトがふらふらと沈むような自然な動きを演出できます。

ヒラメはこの「フォールの間」に反応しやすいため、ロッドの反発を生かした【フォールアクションを意識して誘う】ことが重要です。

  • まずは逃げる小魚を演出!
  • フォールの間を作る!

適切なタックル選び

オフショアヒラメジギングで釣果を出すためには、「適切なタックル選び」もコツの一つになります。

なぜなら、ヒラメジギングで効果的なスロージギングは、専用タックルを使用したほうが圧倒的にジグの動きが良くなるからです。

特にロッドは、全体がじんわり曲がる「スローテーパー」に設計されており、リズムよく、ゆったりとしたジャークが可能で、ジグをしっかりスローに動かせ、フォール中のアタリも分かりやすくなっています。

ヒラメジギングで必要なことはスロージギングであり、いかにヒラメにとって魅力的なフォールアクションを行えるかが、釣果を出すためには必要です。

そのため、スロージギングをサポートしてくれる「適切なタックル選び」が、重要なコツの一つとなります。

  • ジグの動きが良くなるタックル選び!
  • 魅力的なフォールアクションを付けられるタックルを!

オフショアヒラメジギングに必要なロッドの選び方や、おすすめのロッドについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

【2025年最新】オフショアヒラメジギングにおすすめのロッド11選!正しい4つの選び方とは?

捕食行動範囲を探る

オフショアヒラメジギングでは、「捕食行動範囲を探る」ことがコツの一つです。

ヒラメの捕食行動範囲は、底から5メートル程度が一般的ですが、捕食スイッチが入っている状態だと、10メートル程度まで追いかけてくることもあります。

そのため、この捕食範囲内を中心に、スロージギングでフォールを意識しながら誘いをかけることが、バイトの確率を高めるための方法です。

実際に私自身がマイボートでヒラメジギングを行う際には、底から5メートルまでにアタリが来ることが多いため、底から5メートルまでを特に丁寧にスローで誘い、釣果を伸ばしています。

このように、オフショアヒラメジギングでは、ヒラメの捕食範囲を中心に探っていくことが重要であり、釣果を出すためのコツとなります。

  • 捕食行動範囲を探る
  • 底から5メートルを丁寧に!

しっかりとフッキングする

オフショアヒラメジギングでは、「しっかりとフッキングする」ことも重要なコツの一つです。

ヒラメにしっかりとフッキングを行う必要がある理由は、以下の2つです。

  • 口が堅い
  • フォール中にアタリが来る

まず、ヒラメは口が堅いため、アタリが来たらしっかりとフッキングを行わないと針掛かりしにくく、バラシが多くなります。

次に、オフショアヒラメジギングでは、フォールし始めたときのテンションがかかっていない糸フケがある状態でアタリが来ることも多いため、しっかりとフッキングを行わないと針が刺さりません。

そのため、アタリが来たらまずは糸フケを巻き取り、テンションをかけた状態でしっかりとフッキングを行いましょう。

  • 糸ふけを取ってフッキング!
  • フォール中のアタリに注意!

ベストシーズンを外さないことも重要!

季節食欲の傾向主な理由
食欲旺盛産卵後の体力回復のため
食欲旺盛冬に備えて栄養を蓄えるため
時間帯夕方〜朝(夜行性)夜行性で暗い時間帯に活発にエサを探す

ヒラメをオフショアジギングで狙うのであれば、「ベストシーズンを外さない」ことも非常に重要です。

なぜなら、ヒラメは食欲が旺盛になるタイミングが季節によって変わるため、食欲旺盛なシーズンのほうがバイトしてくる確率が高くなるからです。

例えば、ヒラメの産卵時期は一般的に初冬から春にかけてですが、産卵後には体力を回復するために食欲が旺盛になり、積極的に捕食行動を取ります。

また、冬に備えて栄養を蓄えるため、秋から初冬にかけても食欲が旺盛になり、活発にエサを探しながら捕食行動を繰り返すため、オフショアジギングでヒラメを狙う絶好のチャンスとなります。

実際に、私自身がマイボートでヒラメジギングの釣果が良いのも、2月〜3月前半、10月〜12月前半となっており、厳寒期と真夏以外のシーズンを狙うことで釣果を伸ばしています。

そのため、これからオフショアヒラメジギングで釣果を伸ばしたいのであれば、「ベストなシーズンを外さない」ことが非常に重要です。

ヒラメは泳がせ釣りも効果的!

オフショアでヒラメを狙うなら、「泳がせ釣り」も非常に効果的な釣法です。

泳がせ釣りとは、生きた小魚(アジやイワシなど)をエサにして、大型魚を狙う釣り方です。自然に泳ぐエサにヒラメが食いつくため、初心者でも大物を釣れるチャンスがあります。

また、スローテーパー設計のスロージギングロッドで代用できることも多く、ヒラメジギングで釣果が出ないときには試してみる価値があります。

もちろん、ジギングにこだわりがある方は無理に取り入れる必要はありませんが、「ヒラメを釣る」ことが目的であれば、非常に有効な手段です。

そのため、一度チャレンジしてみるのもおすすめです。

泳がせ釣りの詳しい方法については、下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【バケモノ級】船から狙う泳がせ釣りの魅力!必要な仕掛け、ロッドやリールについて解説します!

まとめ

ヒラメをオフショアジギングで狙うためには、ヒラメの習性や捕食パターンを理解し、ヒラメが思わず反応したくなるような誘い方が必要になります。

そのため、ヒラメの習性や捕食パターンを理解したうえで、釣果を出すための5つのコツ

  • スロージギングが基本
  • フォールが最も重要
  • 適切なタックル選び
  • 捕食行動範囲を探る
  • しっかりとフッキングする

上記5つのコツをしっかりと意識しておくと、釣果につながりやすくなるでしょう。

また、ヒラメ狙いに有効な「泳がせ釣り」についても、ヒラメを釣るための方法として選択肢に加えてみてください。

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