【2024年度版】海釣り向け2馬力ゴムボートオススメ5選!性能や特徴もしっかり理解して選ぼう!

2馬力ボート
記事内に広告が含まれています。

近年では、釣りを好きな時に好きなだけ船舶免許不要で楽しめるという魅力から、2馬力ボートの人気が高まっていますよね。

そんな中でもコンパクトに収納出来て、保管場所に困らないゴムボートの需要は高くなっていると言えるでしょう。

では、海釣りで使用するゴムボートは何を基準に、どの様な性能のものを選べばいいのか気になりますよね。

そこで今回は、海釣りで使用するゴムボートの選び方や性能、そして厳選したおすすめのゴムボートまでご紹介していきたいと思います。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

そいたをフォローする

2馬力ゴムボートの特徴

保管場所のスペースも確保しやすく、持ち運びや出船もどこからでもできる手軽さが2馬力ゴムボートの魅力ではありますが、その反面、気をつななければならないこともいくつかあります。

一つ目は、船体の軽いゴムボートでは高い安定性を確保することが難しいということです。

安定性は船体サイズが大きくなるほど向上し、重量が重くなるほど重心が低くなり安定性は増します。

FRP製ボートは船体重量が重く安定性があると感じるかもしれませんが、FRP製ボートの浮力室は船体中央にあることが多いので、横揺れに弱くゴムボートよりも安定性に欠けます。

そのため、FRP製ボートで海釣りを楽しむのであればサイドフロートなどの予備浮力が必要になります。

二つ目がFRP製のボートと比べて剛性が低いことです。

剛性が弱いと波によってボートが歪んでしまい、走破性が低くなってしまいます。

特に風波などのスパンの短い波では、船主が下を向いたままの時に次の波が来てしまい、浸水することも考えられます。

その為、2馬力ゴムボートで海釣りを楽しむのであれば、購入前に2馬力ボートの危険性についてしっかりと把握して理解し、波が高い時には出船を控えるなどの対策が必須となるでしょう。

【体験談】2馬力ボートの危険性と安全な楽しみ方!

海釣り目的のゴムボートはどう選ぶべき?

出典:アキレスボート

ここでは、海釣りで使用するゴムボートの選び方や基準について、これだけは外せない特に重要なポイントを詳しく解説していきます。

安定性の高いものが安心

2馬力ゴムボートの魅力は軽く、持ち運びがしやすいことですが、あまりにも軽すぎるゴムボートは安定性に欠け、釣りを楽しむどころではありません。

軽い素材を使用したゴムボートは利便性がよく、持ち運びもしやすいというメリットになりますが、それだけ必要な機能が備わっていないということになります。

ゴミボートはいくつかのパーツに分かれており、それらを組み立てることで出船することができるようになりますが、この分かれたパーツに必要な性能と機能を持たすためには、しっかりとした素材や部品で構成する必要があるといえます。

その為、ゴムボートといえどある程度の重量がかかってしまうことが当たり前なのです。

このように【高性能・高機能=いい素材・部品=重量が重くなるというようなことが多いので、ある程度の重量があるゴムボートを選ぶようにしましょう。

丈夫な生地のものを選ぶことが基本

ゴムボートで海釣りを楽しむにあたって、考えておかなければならないことの一つが、【破け】です。

海で出船する場所には、必ずと言っていいほど牡蠣殻やフジツボなどゴムボートにとっての天敵が多く生息しています。

もちろん少し当たっただけで破れてしまうような弱い生地のものは少ないですが、荷物が乗っている状態で重量が重い場合や、波にあおられて勢いがついた状態でこすれたりすると、破けてしまう可能性があります。

その為、ゴムボートの生地は何層にも重ねられた頑丈なものを選ぶといいでしょう。

また、丈夫な生地のものはその分重量も重く、安定性にもかかわってきますので覚えておきましょう。

最大搭載人員で選ぶ

ゴムボートを選ぶ基準として「最大搭載人員」で選ぶことが重要なポイントになります。

免許不要で操船できる2馬力ボートの最大サイズは11ft(3.33m)となっており、一般的な最大搭載人員は2~4人程度が一般的となっています。

しかし「海釣り」で使用するのであれば最大搭載人員に限らず、2人が限界の人数だと考えておく必要があります。

海釣りをするときにはタックルやクーラーボックスなど、必ず必要になるアイテムがありますが、2人分の荷物を積み込んだ船内はせまく、2人以上乗船できるスペースは確保できないのです。

実際に、3人で海釣りをしてみましたが、まともな釣りはできませんでした。

そのため、海釣りで使用する目的でゴムボートを選ぶのであれば、最大搭載人員に限らず2人しか乗れないことを理解して選びましょう。

ゴムボートで重要な床素材について

出典:アキレスボート

ゴムボートにおいてフロア(床)の形状は非常に重要になります。

ここでは、ゴムボートの【エアーフロア】、【ウッドフロア】、【アルミフロア】の三つのフロアについて、それぞれ特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

【エアーフロア】

エアーフロア読んで字のごとく、空気を注入するタイプのフロアで初心者でも簡単に組み立てることが可能です。

しかし、床が柔らかく安定性に欠けるため、波のある海上での使用にはあまり向いていません。

【ウッドフロア】・【アルミフロア】

海での使用を考えるならウッドフロア、アルミフロアの硬質フロア材がおすすめで、エアーフロアと比べると安定性は格段に高いと言えます。

デメリットとしては、コストがかさむこと、組み立てに時間がかかること、重量が重くなることなどが挙げられますが、波のある海での使用となると何よりも安全性です。

最初にコストがかかっても一度購入してしまえば、長期間使用できるので必ず元は取れます。

また、組み立てに時間がかかることも慣れてしまえば、短い時間で簡単に組み立てることができるようになり、持ち運ぶ際にネックとなる重量についてもドーリーなどを使用することで簡単に運搬できます。

重量があるというデメリットはありますが、安全面を最優先に考え海釣りで使用するのであれば、アルミフロアかウッドフロアのものを選ぶと間違いないでしょう。

海釣り向けのおすすめゴムボート5選

2馬力ゴムボートを購入するのであれば、すべてがセットになったものを購入した方が断然お得です。

そこでここでは、海釣り向きのおすすめ2馬力ゴムボートを3つを、船外機別でご紹介していきます。

※船外機以外はスペックの違いはありません。

アクアマリーナ DELUXE デラックス330 

▼トーハツセット▼

▼ホンダセット▼

▼スズキセット▼

全長:296cm(9’9”)
全幅:153cm(5’)
重量:41.8kg(92.1lbs)
フロアタイプ:アルミフロア
気室数:3+keel
最大搭載人員:4(大人)●最大積載重量:360kg(794lbs)

安定性に優れたアルミフロア採用で、海釣り向きのゴムボートとなっており、複数人での乗船も可能なおすすめなゴムボート。

また、セット購入できるので届いてしまえばすぐにでも海釣りを楽しむことができます。

アキレスボート LF-297WB

▼トーハツセット▼

▼ホンダセット▼

フロアタイプ:ウッドフロア
全長:295cm
全幅:148cm
総重量:37.5kg
気室数:3
最大搭載人数:4人
最大積載量450kg

安全性を重視した安心設計で、初めてインフレータブルボートを手にする入門艇として開発されたボートです。

CSM×ナイロンで軽量化と高い収納性を実現し、ラウンドエンドタイプのチューブエンドでボートエンドの浮力を向上させています。

トランサムドーリーがセットになっていないので、必要な方は別途購入が必要です。

▼おすすめ記事はこちら▼

2馬力ボートにおすすめのトランサムドーリー5選!何を基準に選ぶべきか解説します!

アキレス LF‐295WB 

▼トーハツセット▼

▼スズキセット▼

▼ホンダセット▼

フロアタイプ:ウッドフロア
全長:295cm
全幅:148cm
総重量:38.5kg
気室数:2
最大搭載人数:4人
最大積載量450kg

※主な付属品:オール(D-1) 1組、フットポンプ(BR-1) 1個、椅子板(D-780) 1枚、本体キャリーバッグ(KJ-5SSL)、リペアキット(補修キットD)

アキレスとネオネットマリンがコラボしたオリジナルゴムボートで、市販にはないカラーリングが特徴の一つ。

セットになっているドーリーを工場で取付しているので、取付の手間や位置決めの不安が一切なく安心で、初めてインフレータブルボートを手にする入門艇として開発されたゴムボートです。

安全性を重視した安心設計で特に入門艇としておすすめの一台となっています。

アキレス ECB‐310WB

▼トーハツセット▼

ホンダセット▼

全長:310cm
全幅:158cm
総重量:57.0kg
定員:4人
最大積載重量:550kg

組み立て式のウッドフロア採用で剛性が高く、安定性と走行性能に優れた海釣りにお勧めのゴムボート。

船底中央にスタビライザーが施されていることで、走行性と旋回性能も向上しており初心者でも扱いやすくなっています。

また船首手前に取り付けられた多目的D環にひもを格子状に通すことで、荷物を置く場所も確保できます。

ジョイクラフト ココナット303

全長:300cm
全幅:148cm
内寸:210cm×68cm
総重量:41kg
定員:4人

チューブのサイドまで強靭なクロスを2重張りし、岩場や磯、浮遊物の多い災害時などでもダメージを気にせず使えるタフ仕様

エアーフロアですが、クロス2重張りで海での使用も問題なし。

2馬力エンジンがセットになっていないので、別で購入する必要があります。

▼エンジン選び関連記事▼

2馬力ボート用エンジンの選び方!人気のエンジンメーカーは?

必須艤装アイテムは必ず携行していこう!

免許こそ必要ありませんが、海にゴムボートで出船するということは自分が船長であり、そこで起こることはすべて自分に責任があるということです。

その為、ある程度のトラブルに対応できるための知識や工具などはボートに持ち込むべきです。

自分の命を守るライフジャケットは必ず着用し、燃料タンクの予備や曳航用のロープ(エンジントラブルで自走できないときのため)、スクリューに絡んだロープや漂流物を切断するためのナイフなど、持っておかないと最悪命の危険にかかわってくるものなどは、必ずボートに持ち込みましょう。

また、ゴムボートにおいては、手動エアーポンプなども必須となるため必ず所持しておく必要があります。

▼おすすめ関連記事はこちら▼

海釣りなら魚群探知機も必須!

海釣りにおいて魚探は非常に重要なアイテムで、所持しているしていないで釣果に大きな差が出ることは間違いありません。

2馬力ボートの弱点は足の遅さ(航行速度)にあり、いかに効率よく魚のいる場所を見つけだし探っていくかが、釣果につながる重要なポイントになります。

効率よく探っていくためには、海中を可視化できる魚群探知機の存在が必須といえるでしょう。

魚探があれば余計なポイントを探ることなく、ターゲットとなる魚がいる漁礁やかけ上がり、かけ下がり、水深などの情報を目で見ながら探っていけるので、釣果につながりやすくなるでしょう。

魚探は所持していないことが原因で命にかかわるようなことはありませんが、間違いなく釣果に差が出ます。

必須アイテムを揃えて余裕があるのであれば、魚群探知機の購入も合わせて検討してみるといいでしょう。

【2024年度版】2馬力ボートにおすすめの魚群探知機3選!必要な理由と選び方とは?

まとめ

ここまで、海釣りで使用するおすすめゴムボートについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

安全性を最優先に、自分のフィッシングライフに合ったゴムボートを選んで、海釣りを楽しみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました