【2024年最新】船から狙う泳がせ釣りにおすすめのリール11選!損をしない選び方とは?

泳がせ釣り
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船から狙う泳がせ釣りでは、丘からの釣りでは考えられないような大物が掛かる可能性があり、対象魚を釣るためのリール選びは重要なポイントになります。

しかし、泳がせ釣りで使用できるリールは数多くあり、リールをどのような基準で選ぶべきか悩みますよね。

そこでこの記事では、遊漁船や10年以上2馬力ボートで泳がせ釣りをしている経験から、選び方の基準やおすすめのリールを厳選して、ご紹介していきたいと思います。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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泳がせ釣り用リールの5つの選び方

ここでは、船からの泳がせ釣りで使用するリールの選び方について解説していきます。

ベイトリールが最適

船からの泳がせ釣りで使用するリール選びの基準1つ目は「ベイトリール」を選ぶことです。

なぜなら、船からの泳がせ釣りは縦の釣りであり、釣果を伸ばすためには底取りや、指示された水深を正確に狙う必要があるからです。

そのため、魚がいるポイントまで移動し、真上から仕掛けを投入することができる船からの泳がせ釣りでは、キャストして広範囲を探る必要もないので、底取りがしやすい「ベイトリール」の方がおすすめです。

電動リールor手巻きリール

船からの泳がせ釣りで使用するリール選びの基準2つ目は「電動リールか手巻きリール」です。

なぜ船からの泳がせ釣りでリールの巻き上げ方が重要かというと、「体力や好み」が関係するからです。

まず、泳がせ釣りでは水深が深く、一般的に深海と呼ばれるような場所も対象になりますが、水深のある場所で手巻きリールを使用すると、肉体的に非常に「きつく」感じてしまいます。

実際に、10年以上泳がせ釣りをしてきた経験上、水深が50メートルを超えてくるようであれば、電動ベイトリールのほうが楽に泳がせ釣りを楽しむことができます。

しかし、アングラーはそれぞれ釣り方に好みがあり、対象魚との直接のやり取りを楽しみたいという方であれば、手巻きリールを選ぶことで対象魚とのファイトを存分に楽しめるでしょう。

このように、船からの泳がせ釣りで使用するリールの巻き方は、「体力と好み」を考えて選ぶことが重要です。

ドラグ力

船からの泳がせ釣りで使用するリール選びの基準3つ目は、「8㎏以上のドラグ力」のあるリールを選んでください。

また、ライト泳がせ釣りであっても「6㎏以上のドラグ力」のあるリールがおすすめです。

なぜなら、船からの泳がせ釣りでは思いもよらない「巨大魚」が掛かることがあるからです。

実際に、ドラグ力の小さなリールに巨大魚が掛かってしまうと、ラインがすべて引き出されてしまう可能性や、根に潜られてしまいラインを切られてしまうなど、不利な状況になってしまいます。

そのため、船からの泳がせ釣りで使用するリールは、「8㎏以上のドラグ力」のあるリールを選びましょう。

糸巻量

船からの泳がせ釣りで使用するリール選びの基準4つ目は「糸巻量」です。

仮に、泳がせ釣りを行う水深が100m程度の場合、底取りを行うまでに船が流されラインが斜めになることで、実際の水深よりも長いラインが必要になります。

そのため、一般的な船からの泳がせ釣りであれば、最低でも「PEラインの4号以上を300m」巻けるベイトリールを選びましょう。

また、船からのライト泳がせ釣りであれば、「最低でもPEラインの2号以上を200m」巻けるベイトリールを選ぶと、ストレスなく泳がせ釣りを行うことができます。

カウンター付きが有利

船からの泳がせ釣りで使用するリール選びの基準5つ目は、水深のわかる「カウンター付き」のリールがおすすめです。

船からの泳がせ釣りでは、狙った水深に活き餌を留めておく必要があり、釣果につなげるためのポイントになります。

そのため、指示された水深や底を狙うのであれば、カウンター付きのリールの方が有利です。

例えば、ヒラメを狙う時には底から50cm以内に活き餌を留めておかないと釣果につながりませんが、常に流されながら行う泳がせ釣りでは水深も変化していきます。

そんな時には、底取りも容易に行うことができ、狙う水深を変える時にも「カウンター付き」のリールが役に立ちます。

そのため、船からの泳がせ釣りで使用するリール選びの基準として覚えておきましょう。

船からの泳がせ釣りにおすすめのリール11選

ここでは、遊漁船やマイボートで泳がせ釣りを10年以上してきた経験から、おすすめのリールを厳選して11機種ご紹介していきます。

シマノ バルケッタ BB 300PG

  • 最大ドラグ力:6kg
  • 自重:250g
  • 糸巻量ナイロン(号-m):3-230,4-180
  • 糸巻量PE(号-m):2-300,3-200
  • 最大巻上長:60cm

実釣性能に優れた、カウンター付小型リールのベーシックモデル。

最大ドラグ力6㎏、糸巻量がPE2号で300mと、近海での泳がせ釣りに最適なスペックを備えたおすすめのリール。

バックライト搭載で夜釣りでも、水深をはっきりと視認できるのが魅力。

また、電池交換も可能なので、永く使用できるのもおすすめの理由。

こんな方におすすめ
  • ライト泳がせ釣りのリールを探している
  • ヒラメやマゴチ狙いの泳がせ釣り

シマノ バルケッタ 300PG

  • 最大ドラグ力:6kg
  • 自重:230g
  • 糸巻量ナイロン(号-m):3-230,4-180
  • 糸巻量PE(号-m):2-300,3-200
  • 最大巻上長:60cm

バルケッタBBと比較して、カーボンと樹脂の複合素材によってボディが軽量化されており、20g軽くなっています。

また、バルケッタBBにはない「ドラグサウンド」があり、ラインを引き出されたときのドラグ音が欲しいという方は、こちらの方がおすすめ。

鯛ラバやライトジギング、メタルスッテなどのオフショアルアーからタチウオ、アジ、イサキ、エギタコ、ヒラメなど船のライトゲームに幅広く対応する汎用性が魅力のリール。

こんな方におすすめ
  • ライト泳がせ釣りのリールを探している方
  • 泳がせ釣り以外でも使えるリールが欲しい方

シマノ 18 バルケッタ SC 2000

  • 最大ドラグ力:5.5kg
  • 自重:395g
  • 糸巻量ナイロン(号-m):5-300, 6-250, 7-210
  • 糸巻量PE(号-m):4-300、5-250、6-200
  • 最大巻上長:67cm

最大ドラグ力5.5㎏とライト泳がせ釣り向けの、カウンター付き両軸リール。

ライト泳がせ釣り向きだが、糸巻量がPE4号で400mと深場にも対応できるため、使用範囲が広がり多くの魚種に対応します。

こんな方におすすめ
  • ライト泳がせ釣り向けのリールが欲しい方
  • 小型で糸巻量が多いリールを探している方

シマノ 18 バルケッタ SC 3000

  • 最大ドラグ力:8kg
  • 自重:455g
  • 糸巻量ナイロン(号-m):6-400, 7-350, 8-290
  • 糸巻量PE(号-m):5-370、6-300、8-200
  • 最大巻上長:72cm

近海においてターゲットなる魚種に対し、小型リールでは不安だという方におすすめの両軸リール。

ドラグ力8㎏と大型魚とのやり取りでも、十分なスペックがあり安心してやり取りすることができます。

また、糸巻量もPE6号が400mと多いので、深い場所でも使用できるが体力に自信がないと、きつく感じてしまうことがあるでしょう。

こんな方におすすめ
  • 小型リールでは不安な方
  • 浅場~深場で使える手巻きリールが欲しい方

ダイワ タナセンサー 300

  • 最大ドラグ力:9kg
  • 自重:440g
  • 糸巻量ナイロン(号-m):5-260
  • 糸巻量PE(号-m):4-270、5-200
  • 最大巻上長:65cm

船釣りでの手巻きリールの定番といえば、ダイワのタナセンサーシリーズ。

魚の引きの強弱に合わせて滑らかに作動する「ATD」といわれるドラグが、不意にかかる大型魚の初動をいなし、キャッチ率が高まります。

また、最大ドラグ力9㎏と泳がせ釣りに必要なスペックは十分で、多くの場所で使用可能です。

こんな方におすすめ
  • 手巻きでドラグ力の強いリールが欲しい方
  • 浅場~深場で使えるリールを探している方

ダイワ レオブリッツ S500

  • 最大ドラグ力:10kg
  • 自重:740g
  • 糸巻量ナイロン(号-m):6-330 7-300
  • 糸巻量PE(号-m):5-350 6-300
  • 最大巻き上げ速度(m/分):170

泳がせ釣りや、ライト泳がせ釣りなどで、小型電動リールでは荷が重いような高負荷の釣りを安心感を持ってオールマイティにこなせる500サイズ。

1台であらゆる船釣りをカバーしたいという船釣り師にはうってつけの汎用性の高さが魅力

大型青物を相手にしても、申し分ない巻き上げパワーもおすすめの理由

こんな方におすすめ
  • 泳がせ釣り入門リールが欲しい方
  • コスパに優れた電動リールが欲しい方

シマノ 17 プレイズ 1000

  • 最大ドラグ力:10kg
  • 自重:615g
  • 糸巻量フロロ(号-m):5‐270 6-200
  • 糸巻量PE(号-m):3‐400 4-300 5-200
  • 最大巻き上げ速度(m/分):190

電動リールのパワーベーシックを目指して、シマノが開発したコストパフォーマンスモデル

コンパクトボディと操作性の高さが魅力の電動リール

最大ドラグ力10㎏は多くの魚種に対応、多機能でコスパに優れていることがおすすめの理由。

こんな方におすすめ
  • コスパに優れた電動リールが欲しい方
  • 浅場~深場まで対応する電動リールが欲しい方

シマノ 24 フォースマスター2000

  • 最大ドラグ力:15kg
  • 自重:675g
  • 糸巻量フロロ(号-m):5-320 6-250
  • 糸巻量PE(号-m):3-500 4-400 5-300
  • 最大巻き上げ速度(m/分):210

操作時のレスポンスの早さが魅力の電動リール。

着底と同時にあたりが来ることの多い泳がせ釣りでは、いかに早く底を切るかが勝負になり、レスポンスの早さは重要。

最大ドラグ力15㎏は、狙うターゲットを選びません。

こんな方におすすめ
  • 青物やマグロなどの回遊魚を狙う方
  • 深場での泳がせ釣りで使用するリールが欲しい方

ダイワ シーボーグ 500MJ-AT

  • 最大ドラグ力:23kg
  • 自重:1010g
  • 糸巻量ナイロン(号-m):6-350、7-300
  • 糸巻量PE(号-m):5-400、6-300
  • 最大巻き上げ速度(m/分):180

中深海での根魚狙いや、ヒラマサ、ブリなどの青物におすすめの最高峰電動リール

最大ドラグ力23㎏は、どんな魚種、ターゲットであっても安心の対応力があり、泳がせ釣りはもちろん、落とし込み釣りでも人気の高い機種となっています。

こんな方におすすめ
  • 大型魚向けリールが欲しい方
  • 巻き上げ力の強い電動リールが欲しいか方

シマノ 18オシアコンクエスト CT 300PG

  • 最大ドラグ力(Kg):8kg
  • 自重(g):390g
  • 糸巻量PE(号-m):2-380m, 3-240m, 4-170m
  • 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):65cm

タチウオジギングやタイラバなどで最強との呼び声高い「オシアコンクエスト」

ジギングやタイラバだけではなく、ライト泳がせ釣りでも使用可能な汎用性に優れたリール

置き竿ではなく手持ちで泳がせ釣りを楽しみたい方には、おすすめの機種。

こんな方におすすめ
  • 手持ちで泳がせ釣りをしたい方
  • ライト泳がせ釣り用のリールが欲しい方
  • 汎用性の高いリールが欲しい方

プロックス 攻棚 DRC(カウンター付) STDR4000C

  • 最大ドラグ力(Kg):6 kg
  • 自重(g):510g
  • 糸巻量PE(号-m):10-210 12-80
  • ナイロンライン(号/m):10-300 12-225
  • 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):70

泳がせ釣りで使用するリールの中で「コスパ最強」の両軸リール。

最大ドラグ力6㎏は多くの魚種や、ターゲットに対応できるスペック。

ハンドルノブが小さく少々持ちにくい点を考慮しても、6000円台で購入できる両軸リールとしては、妥協できるレベル。

こんな方におすすめ
  • コスパに優れたリールを探している方
  • 泳がせ釣り入門用のリールが欲しい方
  • 浅場~中層で使用できるリールが欲しい方

リール選びは竿との相性も重要

船からの泳がせ釣りで使用するリールを選ぶときには、「竿との相性」も考えて選ぶと購入後に後悔することが少なくなります。

なぜなら、竿には向き不向きがあり、狙う魚種によってそれぞれ竿の特徴が違うからです。

例えば、ヒラメを泳がせ釣りで狙うときには、仕掛けを底から50cm以内にとどめておく必要がありますが、波で上下する船の影響で普通の竿では、50cmをキープしておくことは難しいといえます。

そのため、ヒラメ狙いの竿は

ヒラメ狙いの竿の基準
  • 長さは3m程度
  • 調子は6:4~7:3

の特徴を持ったものが多く、船の上下運動を吸収できるよう約3mと、泳がせ釣りで使用する竿の中では長くなっており、底から50cm程度をキープしやすくなっています。

このように、泳がせ釣り用の竿には向き不向きがあり、リールの用途に合わせて選ばないと性能を発揮できない可能性もあるので、リールとの相性を考えて竿を選ぶようにしましょう。

▼リールとの相性がいい竿について分かる記事はこちら▼

船からの泳がせ釣りにおすすめの竿10選!重要なのは選び方の基準を知ることです!

リールに合ったラインを選ぼう

泳がせ釣りでは、使用するライン選びも重要になり、釣果につながるポイントになります。

泳がせ釣りで使用するライン
  • ナイロンライン
  • PEライン

上記の2種類をメリットやデメリットに合わせて選ぶことになるので、特徴をしっかりと把握して選ぶ必要があります。

種類\比較比重強度伸縮性
PEライン海水より軽い強いほぼなし
ナイロンライン海水より重い普通あり

また、PEラインには4本編みと8本編みがあり、それぞれ

  • 4本編み=摩耗に強く、根魚狙いの泳がせ釣り向き。コストが低く、導入しやすい。
  • 8本編み=表面が滑らかで抵抗が少なく、糸鳴りも少ない。水深がある場所向け。

となっており、用途に合わせてベストなラインを選びましょう。

そして、PEラインを使用した泳がせ釣りでは、スナップやサルカンと直結してしまうと、結束部が非常に弱くなってしまうので、しっかりとリーダーを結び、高切れを防ぐ必要があります。

また、泳がせ釣りでは不意の大物によって、ラインが引き出されてしまうことも考えられ、水深が深い場所でも泳がせ釣りを行います。

そのため、リールの糸巻量限界までラインを巻けるよう、適切な長さを持ったライン選びが重要になります。

泳がせ釣りにおすすめのラインについて詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

【2024年最新】船からの泳がせ釣りにおすすめのライン11選!ライン選びの基準を紹介!

まとめ

船からの泳がせ釣りで使用するリール選びの基準は

  • ベイトリールが最適
  • 電動リールor手巻きリール
  • 10㎏以上のドラグ力
  • 糸巻量
  • カウンター付きが有利

となっています。

泳がせ釣りで使用するリールを選ぶ時には竿との相性も考え、リールに合ったライン選びも重要になります。

おすすめのリール11選を参考に、自身に合った泳がせ釣り用のリールを見つけ、陸からでは見る事のできないような大物を釣り上げましょう。

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