船釣りでは足元が常に濡れやすく、波で揺れる船上では「滑りやすさ」が大きなリスクになります。
実際に、靴選びを間違えると転倒や踏ん張れないストレスにつながり、せっかくの釣行が台無しになることも少なくありません。
そこで本記事では、船釣りに最適な靴の選び方と避けるべきNG靴を分かりやすく解説し、2025年最新のおすすめフィッシングシューズ23選も用途別に紹介します。
初めての方でも失敗しないためのチェックリストや手入れ方法もまとめていますので、ぜひ靴選びの参考にしてください。
船釣りで避けるべき靴とその理由

船釣りでは、選ぶ靴を間違えると転倒やケガにつながるため、避けるべき靴を知っておくことが非常に重要です。
まず代表的なのがスパイクソール。磯では有効ですが、船のFRPデッキを傷つけるうえ、スパイクが滑って逆に転倒する危険もあります。次に一般的なサンダル。濡れると滑りやすく、足が固定されないため揺れる船上では最も危険なタイプです。
同様に、ビーチサンダルも踏ん張りが効かずNGで、仕掛けや魚のトゲが刺さる可能性もあります。また、街歩き用のスニーカーも水に弱く、濡れるとグリップ力が極端に低下して滑りやすくなります。さらに、フェルトソールは濡れたデッキでほとんどグリップしないため危険です。
船釣りでは「滑りやすい」「足が固定されない」「濡れると性能が落ちる」靴はすべてリスクとなるため、船上に適した専用シューズやブーツを選ぶことが安全な釣行の基本となります。
船釣り用靴の6つの選び方
| 選び方のポイント | 解説(短縮) |
|---|---|
| 靴のタイプで選ぶ | シューズ万能、ブーツは防水高い。サンダルNG。長靴は専用ソール推奨。 |
| ソールの違いで選ぶ | デッキソール最適。ラジアルは兼用。フェルト・スパイクは船上NG。 |
| 滑りにくく踏ん張れる仕様 | 深い溝・耐滑ラバー・足首固定で安定性UP。 |
| 防水・透湿性の高さ | 防水必須。GORE-TEXなどで蒸れ対策も可能。 |
| 濡れる前提の設計 | 排水・速乾・濡れても硬化しない素材が安心。 |
| 季節・釣り方で選ぶ | 夏はメッシュ、冬は防寒ブーツ。釣りのスタイルに合わせる。 |
船釣りで安全かつ快適に過ごすためには、靴選びの基準を理解しておくことが欠かせません。
特に船上は濡れ・滑り・揺れといった条件が重なるため、陸用の靴とは求められる性能が大きく異なります。ここでは、タイプやソールの違い、防水性や季節対応など、船釣りならではの視点から失敗しない靴選びのポイントを6つに分けて詳しく解説します。
靴のタイプで選ぶ(シューズ/ブーツ/サンダル/長靴)
船釣りでは、靴のタイプによって向いているシーンや安全性が大きく変わります。
まず一般的なフィッシングシューズは動きやすく、ライトゲームやタイラバなど幅広く使える万能タイプです。デッキブーツは防水性が高く、波しぶきが多い日や雨天の釣行で特に有利。サンダルは夏場に涼しいものの滑りやすく、船釣りでは基本的に非推奨です。
長靴は防水力が高いもののグリップが弱い場合があるため、釣り専用ソールのモデルを選ぶことが重要です。目的に応じて最適なタイプを選びましょう。
ソールの違いで選ぶ(デッキソール・ラジアル・フェルト・スパイク)
船釣りでは、靴底(ソール)の種類によって安全性と使い勝手が大きく変わります。
デッキソールは船上専用に作られており、濡れたFRPデッキでも滑りにくいのが最大の特徴。ラジアルソールは陸・船どちらでも使える万能型で、初心者にも扱いやすいタイプです。
フェルトソールは水中の岩場に強いものの、船上ではグリップが弱いため適しません。スパイクソールは磯向けで、船のデッキを傷つけるほか転倒の危険もあり船釣りでは使用NGです。
釣り場に合わせたソール選びが安全の鍵になります。
滑りにくく踏ん張りが効く仕様を選ぶ
船上では波による揺れやデッキの濡れが重なり、足元が不安定になりやすいため、しっかり踏ん張れる靴を選ぶことが重要です。
特に、耐滑性の高いアウトソールや深めの溝パターン、グリップ力の強いラバー素材などは安全性に直結します。また、横方向へのねじれに強い構造や、足首を固定できるブーツタイプも踏ん張りが効きやすく、ジギングやキャスティングなどのパワーが必要な釣りで有利です。
安定性を重視した仕様を選ぶことで、転倒防止と操作性向上につながります。
防水・透湿性の高い靴を選ぶ
船釣りでは足元が常に濡れやすいため、防水性の高い靴を選ぶことが快適さと安全性の両面で重要になります。
完全防水のブーツや防水膜を備えたシューズであれば浸水を防ぎ、足の冷えを大幅に軽減できますが、長時間の釣行では蒸れによる不快感も避けたいところ。
GORE-TEXのような透湿性素材を使用したモデルなら、内部の湿気を外へ逃がしつつ水の侵入を防いでくれるため、夏でも冬でも快適に使用できます。
濡れと蒸れの両方を防げる靴を選ぶことで、釣行中の疲労やストレスを大きく減らすことができます。
濡れることを前提にした設計を選ぶ
船釣りでは足元が必ず濡れるため、「濡れる前提」で設計された靴を選ぶことが重要です。
特に、乾きやすい素材や通水・排水構造を備えたモデルは、浸水しても素早く水が抜け、足元の不快感を最小限に抑えてくれます。夏場はメッシュ素材で水抜けが良いタイプ、冬場や荒天時は防水ブーツのように水の侵入を防ぐタイプが適しています。
また、滑りにくいソールや濡れても硬化しないラバー素材など、濡れても性能が落ちない設計も重要。
船釣りでは「濡れる=当たり前」と考え、快適性と安全性を維持できる構造の靴を選ぶことが失敗しないポイントです。
季節・釣り方別に選ぶ
船釣り用の靴は、季節や釣り方によって最適なタイプが大きく変わります。
夏場は通気性が高く水抜けの良いメッシュシューズが快適で、ライトゲームやタイラバなど軽快な釣りに向いています。一方、冬は足元の冷えが釣りの集中力を奪うため、保温性の高い防寒ブーツが必須。
また、ジギングやキャスティングのように踏ん張りが必要な釣りでは、足首をしっかり固定できるブーツタイプが有利で、雨天や波が高い日は防水性重視のデッキブーツが安心。
季節と釣りスタイルに合わせて靴を選ぶことで、より安全で快適な釣行が可能になります。
船釣りにおすすめの靴23選!
※表は横にスクロールできます(スマホ対応)
| 釣行スタイル・重視点 | おすすめタイプ | 向いているアングラー | 主なメリット |
|---|---|---|---|
| 足元をしっかり防水したい | 長靴・ブーツタイプ | 船釣り初心者・悪天候時も釣行する人 | 高い防水性・滑りにくく安心感が高い |
| 波しぶき・雨が多い釣り | 長靴・ブーツタイプ | エサ釣り中心・冬場の釣行が多い人 | 靴内が濡れにくく転倒リスクを軽減 |
| 動きやすさを重視 | シューズタイプ | ルアーフィッシング中心の人 | フィット感・機動力が高い |
| 乗船前後の移動も快適に | シューズタイプ | 港・防波堤・船の行き来が多い人 | 歩きやすく汎用性が高い |
| 暑さ・蒸れ対策を重視 | サンダルタイプ | 夏場の船釣り・短時間釣行が多い人 | 通気性が良く、濡れてもすぐ乾く |
| 脱ぎ履きの多い釣行 | サンダルタイプ | 近海・港内中心、移動や休憩が多い人 | 手軽でストレスが少ない |
ここでは、船釣り向きの靴(フィッシングシューズ)を「長靴・ブーツタイプ12選」「シューズタイプ6選」「サンダルタイプ5選」の合計23足を厳選してご紹介していきます。
長靴・ブーツタイプのおすすめ11選
船釣りでは足元が濡れやすく滑りやすいため、防水性と安定感に優れた「長靴・ブーツタイプ」が活躍します。
波しぶきや雨でも足が濡れにくく、滑り止め性能の高いソールにより転倒リスクを軽減できるのが特長です。初心者や悪天候時、冬場の釣行には特におすすめのタイプといえるでしょう。
【シマノ】ショート ショートデッキブーツ FB-340X
エサを使う船釣りに適したショートショート丈!
船釣り、とくにエサ釣りを想定したデッキブーツで、シマノ独自のソールパターンが特長です。
高いグリップ力に加え、溝にエサが詰まりにくく手入れしやすい設計。全数防水チェック済みのラバー製で防水性も安心です。ショート丈よりさらに低めのブーツ丈で、夏場も快適に履けます。
【シマノ】ショートデッキブーツ FB-341X
エサ釣り向きのショート丈!
エサ釣りで汚れやすい船上環境に適したデッキブーツで、シマノ独自設計のソールパターンを採用しています。
滑りにくさはもちろん、テーパー形状の溝によりエサが詰まりにくく、使用後の手入れも簡単です。ラバー素材は全数防水検査済みで高い防水性を確保。
ブーツ丈はレインパンツの裾が自然に被さる長さに設計され、実釣時の使い勝手にも配慮されています。
【ダイワ】ショートネオデッキブーツ DB-2412
高次元のグリップ力!
船上のFRPデッキに対応したボートグリッパーソールを採用したデッキブーツシリーズ。
定番のショート丈モデルで、オールシーズン使える軽量な特殊ゴム素材を使用。かかとを踏んで脱ぎやすいキックオフ仕様に加え、通気性に優れた3Dメッシュ構造のカップインソールを搭載し、快適な履き心地が魅力
【ダイワ】ベリーショートネオデッキブーツ DB-1412
携帯性を追求したベリーショート丈!
船上のFRPデッキに対応したボートグリッパーソールを採用したデッキブーツシリーズ。
携帯性を重視したコンパクトなベリーショート丈で、持ち運びもしやすいのが特長。軽量な特殊ゴム素材を使用し、オールシーズン快適に対応します。
脱ぎやすいキックオフ仕様に加え、通気性に優れた3Dメッシュ構造のカップインソールを搭載し、履き心地にも配慮されています。
【mazume】ボートブーツ
タイトフィット設計で安定感抜群!
高い防水性能を備えたデッキシューズで、濡れた船上でも安心して使用できます。
甲を低く、足首を細く設計したタイトフィット構造により、安定感のある履き心地を実現。水はけの良いノンスリップソールを採用し、滑りやすい甲板でもしっかりグリップします。
サイドゴア仕様で脱ぎ履きがしやすく、軽量かつコンパクトなため、遠征時の持ち運びにも便利です。
【がまかつ】ベリーショートブーツ GM4548
船上や防波堤等幅広い場所で活躍!
船上でも使用できるラジアル仕様のショートブーツで、すっきりとしたシルエットでシューズ感覚の履き心地が特長です。
足首をスリムに設計し、ショートブーツ特有のブカつきを抑えて安定感を向上。フラット形状のラジアルソールには特殊意匠を施し、高いグリップ力と耐滑性を確保しています。
屈曲性にも優れ、釣行中の動きに柔軟に対応。コンパクトなショート丈でウエアとも合わせやすく、船上から防波堤まで幅広く活躍します。
【双進】RBB ボートゲームブーツ
グリップ力を追究したデッキブーツ!
ソール形状からゴム硬度まで細部にこだわった、RBBオリジナル設計のデッキブーツです。
揺れる船上や濡れたデッキでも安定したグリップ力を発揮するサークルソールを採用。雨や飛沫から足元を守り、ドライで快適な状態を保ちます。
足裏への突き上げを抑えつつクッション性とフィット感を高めるオリジナルインソールを搭載し、長時間の釣行にも対応。踵には脱ぎやすいヒールキックを備え、レインパンツとも相性の良いショートタイプです。
【シマノ】スーパーサーマルデッキブーツ FB-067U
寒い時期の餌釣り船師におすすめ!
防寒性能を高めた船釣り用ブーツで、フェルト材にアルミシートを挟み込んだソックスを内蔵。
さらに同素材のインソールが付属し、足裏を二重構造にすることで高い保温性とフィット感を実現します。脱ぎやすいヒールキッカーを装備し、シマノ独自のアウトソールはエサの目詰まりを抑えつつ、ソフトな素材で優れたグリップ力を発揮。
ラバー製アッパーは汚れに強く、冬の船釣りに最適な一足です。
【シマノ】ウィンターデッキブーツ FS-350X
中綿入り防水ハイグリップデッキ防水ブーツ!
ハイグリップデッキソールを搭載した、オフショア対応の防寒ブーツ。
中綿の外側に防水透湿フィルムを組み合わせることで、暖かさを保ちながら靴内を快適な状態にキープし、インソールにはフリース素材を採用。
アウトソールはFRP製デッキ上で高いグリップ力を発揮し、船の揺れや魚の引き、キャスト時の踏み込みなど、さまざまな動きで足元を安定させます。さらに足首の甲ベルトにより、確かなホールド感も確保しています。
【ダイワ】ウインターラジアルデッキブーツ WD-2402
波型ラジアルデッキソールで高いグリップ力!
ウールフェルトにアルミ反射材を蒸着したインナーソックスを内蔵し、高い保温性を確保。
インナーは取り外しも可能で、船上ではオリジナルの波形ラジアルデッキソールが優れたグリップ力を発揮します。
新たに3L(28.0~28.5cm)サイズも追加され、キックオフ仕様とカカトループを備え、脱ぎ履きのしやすさもアングラーに嬉しいポイント。
【mazume】ウインターブーツ mzrb-806
歩きやすく脱ぎ履きがしやすいショート丈!
歩きやすく脱ぎ履きしやすいショート丈を採用し、濡れたデッキでも滑りにくいマルチパターンソールを搭載。
NEWモデルはブラック・ブラウン・アーミーグリーンの3色展開で、どんなウェアにも合わせやすいデザインです。取り外し可能なインナー付きの完全防寒仕様で、断熱性・保温性に優れたシンサレートを使用。
インナーは洗えるため清潔さを保てます。足元の冷えを防ぎ、寒い時期でも快適に釣りを続けられる一足です。
シューズタイプのおすすめ7選
シューズタイプは、軽快な動きや歩きやすさを重視するアングラーにおすすめです。
船上だけでなく、港・防波堤・乗船前後の移動まで快適に使えるのが大きな魅力。ロッド操作やキャスティング、魚とのやり取りで足元を頻繁に動かすルアーフィッシング中心の方にも向いています。
高い耐水圧と透湿性で、「快適性・安定感・フィット感・機動力」を重視したい人に最適なタイプです。
【シマノ】ボートゲーム ハイカット ドライデッキシューズ FS-340Y
防水のハイカットデッキシューズ!
オフショアゲームに集中したいアングラーのために設計された、防水透湿仕様のハイカットシューズ。
接地面を広く取ったハイグリップデッキソールは、オリジナル配合ラバーにより船上で安定した足元を確保。アッパーには透湿防水素材「ドライシールド」を採用し、ムレを抑えつつ快適さを維持します。
BOA®フィットシステムとハイカット構造により高いホールド感を実現し、ダイヤル操作だけで素早く着脱できるため、船上移動の多いシーンでもスムーズに釣りを続けられます。
【シマノ】ボートゲーム ドライデッキシューズ FS-030X
高次元のグリップ力が魅力のデッキシューズ!
オフショア向けにソール性能へこだわった防水デッキシューズ。
高グリップなオリジナル配合素材を使用し、接地面積を広く取ったソールと太い排水ラインで優れた排水性を確保。かかとは面で接地でき、キャスティング時の踏み込みも安定します。
防水仕様ながらローカット形状で脱ぎ履きしやすく、ゴム製シューレースにより高いフィット感が魅力のデッキシューズ。
【ダイワ】DS-2301G-ID GORE-TEX オフショアシューズ ミッドカット
GORE-TEXを採用した透湿防水シューズ!
オフショアルアーフィッシング向けに開発された、GORE-TEX採用の透湿防水シューズで、ショアで高い評価を得ている「FOGLER」をベースに、船釣り仕様へカスタム。
アウトソールには、水回りでの使用に特化したゴム配合「IDROGRIP」を採用したVibramソールを搭載し、濡れた甲板でも高いグリップ力を発揮します。インソールにはノンスリップ加工を施したOrthoLiteを採用。
ミッドカット設計により防水性と足首の可動域を両立し、機動力が求められるキャスティングゲームでも快適に使えます。
【ダイワ】DS-3301G-ID GORE-TEX オフショアシューズ ハイカット
オフショアルアーフィッシングに最適!
オフショアルアーフィッシングに向けて開発された、GORE-TEX採用の透湿防水シューズです。
ショアで高い支持を集める「FOGLER」をベースに、船釣り仕様へ最適化。ハイカット設計は一般的なモデルより履き口を高く設定し、流水の多いジギングシーンでも水の侵入をしっかり防止します。
長靴と比べて透湿性に優れ、ムレを抑えながら快適にオフショアゲームを楽しめることがおすすめの理由。
【mazume】 ROUGH WATER デッキシューズハイカット mzsh-743
快適性と安全性を両立する設計が魅力!
かかとを高く設定した前重心設計により、船上での安定感を高めたデッキシューズ。
自然とつま先側に体重が乗る構造のため、揺れる船上や突然の大物ヒット時でも踏ん張りやすいのが特長。足場の悪い状況でも安心して立ち込める安定性と、長時間の釣行でも疲れにくい快適性を両立しています。
防水性・通気性・安全性をバランス良く備え、本気でオフショアに挑むアングラーを足元から支える一足です。
【がまかつ】ラジアルノンスリップシューズ(防水) GM4540
驚異のグリップ力!
耐水圧15,000mm・透湿性10,000g/m²・24hの透湿防水ブーティを採用した防水シューズです。
ノンスリップソールは乾いた甲板はもちろん、濡れた状態でも安定したグリップ力を発揮します。ダイヤル式フィットシステムにより、素早い着脱と細かなフィット調整が可能。ワイヤーでシューズ全体を均一に締め上げ、足甲から足首まで高いホールド感をキープします。
長時間の釣行でもズレにくく、ダイヤルを引き出すだけで簡単に解除できるなど、釣りに特化した設計が魅力。
【双進】RBB デッキシューズ
オフショアで抜群の安定感!
通気性と水抜けの良さに優れ、濡れやすいオフショアシーンでも快適な履き心地をキープ。
防水ソックスと組み合わせることで、春・夏・秋の3シーズンに対応できます。ソールにはRBBオリジナルのヘキサデッキソールを採用し、濡れたデッキでも安定したグリップ力を発揮。
動きやすさと安心感を両立した一足です。
サンダルタイプのおすすめ5選
サンダルタイプは、手軽さと通気性を重視したいアングラーにおすすめ。
夏場の船釣りや短時間釣行、港内や近海でのライトなオフショアシーンでは、素早く脱ぎ履きできる点が大きなメリット。
濡れても乾きやすく、飛沫や水洗いを気にせず使えるため、移動や休憩が多い釣行にも向いています。
【シマノ】EVAIR マリンフィッシングサンダル FS-093L
濡れてもグリップ力が落ちにくい!
船釣りはもちろん、ポイント間の移動や釣行前後、普段履きまで幅広いシーンを想定して作られたサンダルです。
濡れた状態でもグリップ力が低下しにくいソールを採用しており、甲板や港周りでも安心して使用可能。通気性に優れた設計のため、気温が高くなる夏場でも蒸れにくく、快適な履き心地をキープします。
手軽さと実用性を兼ね備えた、夏の釣行に重宝するフットウェアです。
【シマノ】EVAIR マリンフィッシングシューズ FS-091I
濡れてもすぐに乾く速乾性!
船釣りをはじめ、釣り場への移動や普段使いまで幅広いシーンに対応する、シューズタイプのサンダルです。
濡れてもすぐに乾く速乾性に加え、濡れた状態でもグリップ力が落ちにくいソールを採用。暑い夏場でも快適な履き心地を維持します。
インソールは標準で付属し、クッション性が高く足が靴内でズレにくいため、長時間の釣行でも快適に使えるのが特長です。
【ダイワ】ラジアルデッキフィットサンダル DL-14201
ハイパーVソール搭載で驚異のグリップ力!
高い耐滑性能を誇るハイパーVソールを採用し、ラフに履ける手軽さと強力なグリップ力を両立したサンダルです。
サンダルタイプでは珍しい極厚のカップインソールを搭載し、優れたクッション性により長時間の釣行でも疲れにくい設計。
つま先には通気性を高めるエアホールを配置し、蒸れを軽減します。柔らかな履き心地を実現するEVA素材を使用し、快適性を重視した一足です。
【ダイワ】フィッシングサンダル DL-1463
可動式ベルトでシューズ感覚!
高いグリップ力を発揮するラジアルデッキソールを採用したサンダルです。
波形状の溝が水を吸い上げて排出するオリジナル設計により、濡れたデッキでも安定感を確保。軽量なEVA素材を使用し、優れたクッション性で足への負担を軽減します。
可動式ベルトによりシューズ感覚で履けるフィット感を実現し、エアホール構造で通気性も良好。夏場の船釣りでも快適に使える一足です。
【がまかつ】プロテクトサンダル2.0 LE6002
E.V.A素材素材でフィット感が高い!
船上などの濡れた場所でも滑りにくいラバーソールを採用したサンダルです。
水やムレを効率よく逃がすオリジナルデザインホールを配置し、快適な履き心地をキープ。つま先には樹脂製の先芯を内蔵しており、不意の接触から足先を保護します。
しっかりとしたE.V.A素材のインソールによりフィット感を高め、滑りにくさと快適性を両立した設計です。
船用フィッシングシューズ購入前チェックリスト
| チェック | 項目 |
|---|---|
| 滑りにくいソールか(最重要) ※デッキソール/ラジアル/スパイクなど釣り方に適合 |
|
| 防水性が十分か(最重要) ※雨・波しぶき・デッキの水濡れに対応 |
|
| 濡れても安全な設計か(最重要) ※水抜き・速乾・滑りにくい設計など |
|
| 釣りのスタイルに合うタイプか(シューズ/ブーツ/サンダル/長靴) | |
| 季節に合った仕様か(夏は通気性、冬は防寒) | |
| フィット感が適切か(踏ん張りやすい・歩きやすい) | |
| 価格と耐久性のバランスが良いか |
▶ チェック数による判定基準
- 5〜7個:購入を強くおすすめ(安全性・快適性が高く釣りに最適)
- 3〜4個:用途次第で可(ソールや防水性を再確認)
- 0〜2個:おすすめできない(安全面から再検討を推奨)
▶ 最重要の3項目(必須)
- 滑りにくいソールか
- 防水性が十分か
- 濡れても安全な設計か
▼ 最重要3項目(ここだけは必ずクリア)
1️⃣ 滑りにくいソールか(デッキソール or ラジアル)
2️⃣ 防水性があるか(船は必ず濡れるため必須)
3️⃣ NG靴(スパイク・フェルト・サンダル)を選んでいないか
→ この3条件が揃っていない靴は、船釣りでは事故のリスクが高くおすすめできません。
釣り用レインウェアもそろえるべき!

船釣りやオフショアゲームでは、フィッシングシューズと同様にレインウェアも重要な装備のひとつです。
どれだけ防水性の高いシューズを履いていても、レインウェアが不十分だと、雨や波しぶきが上半身から浸入し、結果的に靴の中まで濡れてしまうケースが多く、風向きや船の揺れによって予想以上に水をかぶることがあるため、上下セットの防水対策が釣行の快適性を大きく左右します。
また、レインウェアは単なる雨対策ではなく、防風・防寒の役割も担います。体が冷えると集中力が低下し、足元の踏ん張りも効きにくくなるため、安全面にも影響します。
実際に、私は夏場だから濡れても寒くないと油断し、レインウェアなしでジギングに出かけたことがありますが、濡れた体に海風が当たり、寒さで釣りどころではなくなった経験があります。
そのため、快適性・安全性・釣りへの集中力を高めるためにも、フィッシングシューズとレインウェアはセットで考えることが重要です。
釣り用レインウェアについては下記の記事でさらに詳しく解説していますので、参考yにしてください。
【2025年最新】釣りにおすすめの最強レインウェア11選!選び方とメンテナンス方法も解説!
手入れ・乾燥方法と長持ちさせるコツ

出典:シマノ
船釣り用シューズを長く使うためには、釣行後の正しい手入れと乾燥が欠かせません。
まず、船上では海水を多く浴びるため、帰宅後は真水でしっかり洗い流すことが基本です。塩分が残ると生地の劣化や金具のサビにつながります。
シューズ内部はインソールを外して軽く洗い、汚れを落としたら風通しの良い日陰で自然乾燥させます。直射日光や乾燥機は素材の縮みや硬化を招くため避けましょう。
また、ブーツ類は逆さ干しすると内部まで乾きやすく、カビ防止にも効果的です。使用後に防水スプレーを軽く施すと、防水性能が長持ちします。さらに、メッシュ素材や透湿素材のシューズは、汚れを放置すると通気性が低下するため、こまめな洗浄がベスト。
正しい手入れを習慣化することで、快適に長期間使用することができるでしょう。
フィッシングシューズのまとめ
船釣り用フィッシングシューズを選ぶ際は、「防水性・滑りにくいソール・船釣りに適した構造」の3つが最も重要です。
特に、デッキソールやラジアルソールのような船上専用の靴は安全性が高く、揺れる船でも安定して踏ん張れます。
逆に、スパイクソールやサンダルなど船釣りに不向きな靴は、転倒やケガにつながるため絶対に避けるべきです。さらに、季節や釣り方に適したタイプを選び、手入れをしっかり行うことで長持ちし、快適な釣行が実現します。
購入前にチェックリストを使うことで、失敗のない靴選びができるでしょう。


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