エレキモーターに使用するバッテリーは、何を基準に選べばよいのか悩みますよね。
また、バッテリーの種類が非常に多く、選び方を理解していてもなかなか決められないという方も少なくありません。
そこで本記事では、エレキモーターに使用するバッテリーの選び方や、おすすめのバッテリーについて解説します。
さらに、連続使用時間や注意点についてもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
エレキモーターに必要なバッテリー容量は?

エレキモーターに必要なバッテリーの容量は、100Ahを基準に考えておくと、一日の釣行も問題なく行えるでしょう。
実際にエレキモーター用のバッテリーとして、ユーザーから最も人気のある機種は、容量100Ahのバッテリーです。また、使用時間やエレキの電圧、最大出力が分かれば、おおよその容量を割り出すこともできます。
エレキモーターの最大出力(W) × 使用時間(h) ÷ 電圧(V) = 必要容量(Ah)
上記計算式に当てはめ、エレキモーターの中で最も人気のある12V、600Wの最大出力を持つエレキを1時間使用した場合の容量を計算すると、50Ahとなります。
600(W)×1(h)÷12(V)=50Ah
※使用状況によって必要な電力は変わるため、あくまでも計算上の数字。
つまり、最大出力で1時間当たり50Ahの容量を使用する計算になり、仮に100Ahの容量を持つバッテリーであれば、フルスロットルで約2時間の航行ができる計算になります。
短く感じるかもしれませんが、常に2時間フルスロットルで航行するわけではないため、100Ah以上の容量があるバッテリーであれば、長距離移動がメインでない限り丸一日の釣行でもバッテリー切れになる可能性は低いでしょう。
エレキモーターに使用するバッテリーの選び方

ここでは、2馬力エレキモーターに必要なバッテリーの選び方について詳しく解説していきます。
電圧は12v~36v
エレキモーターに使用される電圧は12V~36Vになりますが、基本的に鉛バッテリーの場合12Vのバッテリーをつなぐことで電圧を調整することになります。
仮に、24Vのエレキモーターのバッテリーが必要な場合には、12Vのバッテリーを2個直列繋ぎして、エレキの電圧(24V)に合わせる必要があります。
36Vのエレキモーターであれば、12Vのバッテリーを3個直列つなぎして36Vのバッテリーを作る必要があるので、所有するエレキモーターに合わせてバッテリーの個数を調整しましょう。
しかし、リチウムイオンバッテリーでは最初から12V、24V、36Vのバッテリーがあるので、使用できるエレキモーターであれば、リチウムイオンバッテリー選ぶのもいいでしょう。
ディープサイクルバッテリーを選ぶ
バッテリーにはスターターバッテリーとディープサイクルバッテリーの2種類がありますが、2馬力エレキモーターに必要なバッテリーは「ディープサイクルバッテリー」です。
エレキモーターに必要なバッテリーの特徴は2つあります。
- 繰り返しの充放電に強い
- 安定した一定の出力が得意
まず、エレキモーターに使用するバッテリーは、使用時に自動車のように電源の供給がなく、使用すればするほど残量が少なくなります。場合によってはゼロに近い状態まで使用することもあるでしょう。
そのような使い方をした場合、自動車などに使用されているスターターバッテリーでは寿命が極端に短くなり、たった数回の使用でバッテリーとしての役割を果たせなくなる可能性があります。
また、エンジンを始動させるために、スタート時に大量の電力を発生させることを得意とするスターターバッテリーは、一定の電力出力を長時間必要とするエレキモーターには向いていません。
そのため、エレキモーターに必要なバッテリーは「ディープサイクルバッテリー」で選ぶことをおすすめします。
鉛バッテリーorリチウムイオンバッテリー
エレキモーターに使用できるバッテリーには、鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーがあり、それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解した上で選ぶ必要があります。
まず、鉛バッテリーのメリットは、コストが安く安定した電力供給が可能な点です。しかし、重量があることや過放電による劣化が早まる点など、いくつかのデメリットも存在します。
一方、リチウムイオンバッテリーはエネルギー密度が高く、急速な充放電が可能で、繰り返しの充放電にも強く、長寿命であることがメリットです。しかし、鉛バッテリーに比べると価格が高く、コスト面でのデメリットがあります。
そのため、どちらのバッテリーを選ぶかは、自分のフィッシングスタイルやコスト面を十分に検討した上で決めることが重要です。
また、エレキモーターによってはリチウムイオンバッテリーが故障の原因となり使用不可の場合があるので、各メーカーのホームページでしっかりと確認後、購入を検討してください。
バッテリー重量
エレキモーターに使用するバッテリーを選ぶ時の基準として、「バッテリーの重量」も重要な選び方の一つとなります。
なぜなら、エレキモーターに使用するバッテリーは、最低でも20kg以上の重量があるからで、容量が大きくなればなるほど重量も比例して重くなるためです。
基本的に、推進力を得るためのエレキモーターは、非常に大きな電力を消費し、長時間の使用に耐えられるように大容量のバッテリーが主流となっています。
しかし、あまりにも大きすぎる容量のバッテリーでは、重すぎて移動させて充電するだけでも一苦労となり、肉体的な負担は大きくなるでしょう。
もちろん、軽量化できるリチウムイオンバッテリーであれば、重量は三分の一程度と抑えられますが、コスト面で購入を断念することもあるでしょう。
そのため、余裕をもって使用できるよう、必要容量の一つ上の容量のバッテリーを選ぶと、重量と容量のバランスの取れたバッテリーを選ぶことができるでしょう。
エレキモーターにおすすめのバッテリー13選

ここでは、エレキモーターにおすすめのバッテリーを鉛バッテリーから7個、リチウムイオンバッテリーから6個厳選してご紹介します。
エレキモーターにおすすめの鉛バッテリー7選
エレキモーター用の鉛バッテリーを厳選して7個ご紹介していきます。
【ACデルコ】 M24MFKB
電池の種類 | 鉛蓄電池 |
容量 | 80Ah |
サイズ(㎝) | 27.7×17.4×22.7 |
重量(㎏) | 20.7㎏ |
エレキモーターの電源出力などに最適設計されたメンテナンスフリーのディープサイクルバッテリーで、自動車用とは異なり、深い充放電を繰り返す用途に特化した設計。
容量80Ahは小型のエレキモーターであれば、一日の釣行でも問題く使用できます。
【ACデルコ】 M27MF
電池の種類 | 鉛蓄電池 |
容量 | 95Ah |
サイズ(㎝) | 33.2×17.4×22.7 |
重量 | 23.3㎏ |
エレキモーター用バッテリーで使用者が非常に多いのがM27MFKB。
人気の理由は容量、サイズ、重量のバランスが良く使いやすいことですが、使用電力の大きなエレキモーターでは、一日中使用すると残量が不足する可能性があります。
【ACデルコ】 M31MF
電池の種類 | 鉛蓄電池 |
容量 | 100Ah |
サイズ(センチ) | 33.2×17.4×23.2 |
重量 | 26.5㎏ |
エレキモーターの電力消費量が多く、バッテリー容量に不安を感じる方にはおすすめの一台。
デメリットは26.5㎏の重量だが、M24MFが20.7㎏、M27MFが23.3㎏あることを考えるとその差は最大でも5.8㎏。
重量が気にならず、大容量バッテリーが欲しいといった方におすすめのバッテリー。
【G&Yu】マリンレジャー用バッテリー G’cle27M-spec
電池の種類 | 鉛蓄電池 |
容量 | 105Ah |
サイズ(センチ) | 32×17.2×23 |
重量 | 23.5 |
エレキモーターのバッテリーとして、充電・放電を繰り返し行う用途で設計・製造されたバッテリーで、通常の自動車用バッテリーとは違い耐久性能に優れたバッテリー。
密閉式メンテナンスフリーバッテリーの為、補水をする手間がなく、水上などで水がバッテリー内部に侵入するのを防ぐ構造で安全に使用できることがおすすめの理由。
【LONG】高性能シールドバッテリー KPH110-12N
電池の種類 | 鉛蓄電池 |
容量 | 110Ah |
サイズ(センチ) | 33.8×17×21.2 |
重量 | 32.5㎏ |
魚群探知機や電動リール用バッテリーとしても人気のあるLONGのバッテリー。
110Ahの容量はエレキモーターでの使用に適しており、一日の釣行であれば安心できるレベル。
使用状況によって異なりますが、30%放電後に満充電し繰り返して使用した場合、約1200回の繰り返し充放電が可能で、長寿命であることがおすすめの理由。
デメリットは、重量が32.5㎏もあることで移動させるために多くの労力が必要になること。
【GLOBATT】M24MF
電池の種類 | 鉛蓄電池 |
容量 | 80Ah |
サイズ(センチ) | 22.5×17.3×25.9 |
重量 | 19.4㎏ |
世界56ヶ国で販売されているバッテリーメーカーが製造販売するディープサイクルバッテリー。
80Ahの容量は小型のエレキモーターに適したタイプで、密閉式メンテナンスフリー、取手・チェック窓付で扱いやすいことが魅力。
【アトラス】 ディープサイクルバッテリー DC27MF
電池の種類 | 鉛蓄電池 |
容量 | 90Ah |
サイズ(センチ) | 22×17.2×30.2 |
重量 | 20.8㎏ |
バスフィッシング用エレクトリックモーターやキャンピングカーの電源出力などに最適設計された、メンテナンスフリーのディープサイクルバッテリー。
90Ahの容量は、使用電力の大きなエレキモーターでは一日中使用すると、残量が不足する可能性があります。
エレキモーターにおすすめのリチウムイオンバッテリー6選
ここでは、エレキモーターにおすすめのリチウムイオンバッテリーを厳選して6個厳選してご紹介します。
※メーカーによってはリチウムイオンバッテリーが故障の原因となる場合があるので、事前に各メーカーのホームページで確認してください。
【LiTime】 12V100Ah リチウムイオンバッテリー
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
容量 | 100Ah |
サイズ(センチ) | 17.2x 32.9x 21.4 |
重量 | 11㎏ |
リチウムイオンバッテリーのメリットである軽量・小型・大容量の3つがそろった、おすすめのバッテリー。
日本語説明書付きで使いやすく、最大4直列4並列(最大4S4P)接続が可能で、より多くの容量(200Ah、300Ah、400Ah)と、より高い電圧(24V、36V、48V)に拡張することができます。
30~70lbsのエレキモーターやトローリングモーターに適したバッテリー。
充電には、専用のバッテリー充電器の使用がおすすめです。
LiTime 12V 200Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー Bluetooth機能付き
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
容量 | 200Ah |
サイズ(センチ) | 53.2×20.7×21.5 |
重量 | 22㎏ |
12V200Ahの大容量を持つ、エレキモーターにおすすめのリチウムイオンバッテリー。
600W出力のエレキモーターであれば、フルスロットルでの単純計算で4時間の使用が可能。一日中の釣りで移動が多くなっても安心のバッテリー容量が魅力です。
推進力30~70lbsのエレキモーターに最適なリチウムイオンバッテリーです。
充電には、LiTime12V用の充電器が推奨されています。
【LiTime】 24V 100Ah リチウムイオンバッテリー
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
容量 | 100Ah |
サイズ(センチ) | 53.2×20.7×21.5 |
重量 | 約21Kg |
12V100Ahバッテリー2個を直列にしたのと同等の、24Vリン酸リチウムイオンバッテリー。
鉛バッテリーであれば、12Vのバッテリーが2つ必要になり、総重量も40kgを超えてくるため、半分の重さで済むことは大きなメリットです。
デメリットは、7万円台とかなり高額なコストであること。
24Vバッテリーの充電には、LiTimeの29.2V20A専用充電器がおすすめです。
【LiTime】 24V 50Ah TM リン酸鉄リチウムイオンバッテリー Bluetooth機能付き
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
容量 | 50Ah |
サイズ(センチ) | 26×16.8×21.1 |
重量 | 9.6㎏ |
LiTime 24V50Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、Bluetooth 5.0モジュール付きで、スマホでコードをスキャンするだけでバッテリーと接続できます。
Bluetooth 5.0で接続することで、充電・放電状態やサイクル回数、バッテリー残量などの情報をリアルタイムで確認でき、効率的に電力を使用できることが魅力です。
24V50Ahのバッテリーには、24V専用の充電器がおすすめです。
【SGO】12V 100Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
容量 | 100Ah |
サイズ(センチ) | 16.9 x 30.7 x 21.3 |
重量 | 11.5㎏ |
IP65防水でメンテナンスフリーの、エレキモーターにおすすめのリチウムイオンバッテリー。
Bluetooth機能を搭載しており、バッテリーの電圧・電流・温度をスマホから同時に確認できます。
また、容量も豊富で、8Ahから300Ahまで多くの用途で使用できるラインナップが魅力。特に、100Ahが最も人気のある容量となっています。
【EVOTEC】12V 100Ah SE-121000 充電器セット
電池の種類 | リチウムイオン |
容量 | 100Ah |
サイズ(センチ) | 27×17.5×19 |
重量 | 8.6㎏ |
日本のリチウムイオンバッテリーメーカー、エヴォテックがバスフィッシングなどのエレキモーター用に開発したバッテリー。
100Ahの大容量タイプで、最大放電電流は300Aまで拡大されており、エレキモーターを2台同時に使用したり、船のモーターなど多くの電力を消費する用途に適しています。
防水規格IPX6に対応しており、防水性能も十分。専用のキャリーバッグが付属しているため、持ち運びも楽に行えるのが魅力です。
エレキモーターの連続使用時間は?

エレキモーターの連続使用時間は各メーカーや使用状況によって変化しますが、おおよそ「10分から15分」程度が推奨されています。
特に、新しいバッテリーで満充電(電圧高い状況)の状態で全開はエレキへの負担が大きく、連続使用することで配線が熱を持ち、焼けて煙が出ることもあります。
仮に、配線にダメージが残りショートするような状況であれば、移動は不可能なうえに最悪の場合、火災につながる恐れもあり非常に危険です。
そのため、移動距離が遠く連続使用時間が長くなるような移動では、負担の大きなフルスロットルは10分から15分程度に抑え、できれば8割程度のパワーで常に移動することをおすすめします。
エレキモーター用バッテリーの使用上の注意点

ここでは、エレキモーター用バッテリーの使用上の注意点について解説します。
ショートの可能性がある
エレキモーター用バッテリーに限ったことではありませんが、すべてのバッテリーは少しの不注意でショートし、火花が散ることがあります。
- 金属製工具や部品の接触
- ケーブルの劣化や断線
- 端子の接触不良や緩み
- バッテリー液の漏れ
バッテリーがショートすると、急激な放電によりバッテリーが膨張・破裂する可能性があり、ショートによる火花が周囲の燃えやすいものに引火することがあります。
また、エレキモーター自体の故障や重要な配線が損傷すると、モーターが動作不能となる場合があるため、ショートの原因をしっかりと理解し、対策を講じておく必要があります。
接続はプラス→マイナスの順で!
バッテリー接続時に「プラス端子を先につなぎ、次にマイナス端子を接続する」とされる理由は、安全性を確保し、機器を保護するためです。
1. 安全性の向上
ショートの回避
まずプラス端子を接続することで、車両や機器のボディ(通常、マイナスに接続)との接触によるショートのリスクを軽減できます。一方、マイナス端子を先に接続してしまうと、プラス端子接続時に工具がボディに触れてショートが発生する可能性が高まります。
火花のリスク低減
電気が流れ始める際に火花が出ることがありますが、プラス端子を先に接続することで、火花の発生を最小限に抑えられます。これにより、作業時の安全性がさらに高まります。
2. 電気回路の安定性
バッテリー接続の順番は、電気回路の挙動にも影響します。プラス端子を最初につなぐことで、電流が安定的に流れる状態が整い、システムの誤作動やダメージを防ぐことができます。
このように、バッテリー接続時には「プラス→マイナス」の順序を守ることが重要で、接続時にはエレキモーター側のプラス端子→バッテリーのプラス端子→エレキモーターのマイナス端子→バッテリーのマイナス端子の適切な順序を徹底することが、安全性を確保し、機器を保護するためには重要になります。
バッテリーを外すときには取り付ける手順と逆に、マイナス端子から取り外すとトラブルを回避することができるので、覚えておきましょう。
1.エレキキモーター側のプラス端子
2.バッテリーのプラス端子
3.エレキモーターのマイナス端子
4.バッテリーのマイナス端子
過充電を避ける
過充電とは、バッテリーが既に満充電の状態になった後も充電を続けてしまう現象を指します。この状態になると、バッテリーに過剰な電力が供給され、以下のような問題を引き起こす可能性があります。
バッテリーの劣化
- 過充電によって内部の化学反応が進みすぎ、バッテリーの性能や容量が低下します。
- 短期間で寿命が縮まり、早期交換が必要になる場合があります。
発熱や膨張
- 過剰な電力が供給され続けると、バッテリーが発熱したり膨張することがあります。
- これは特にリチウムイオンバッテリーで多く見られ、場合によっては危険な状況(発火や爆発)を引き起こすこともあります。
電解液の蒸発(鉛蓄電池の場合)
- 鉛蓄電池では、過充電が原因で内部の電解液が蒸発し、バッテリーの機能が低下します。
過充電の原因として多いのが以下の三つで、
- 適切な充電器を使用していない
- 充電の自動停止機能がない充電器を使用している
- 長時間の充電
特に、過充電はバッテリーに合ったアンペア数で充電器を使用していないと特に起こりやすくなるので、充電時のアンペア数の設定が、バッテリー容量の約10分の1を超えないように充電を行うことが重要です。
メイン推進力としてなら予備バッテリーは必須!

2馬力エレキモーターをメインの推進力として使用することを検討しているのであれば、予備のバッテリーは必須だといえます。
前述しましたが、最もユーザーの多い「12V、600W、55lb」のエレキモーターでも、フルスロットルで1時間に約50Ahの電力を消費するため、長距離移動が多くなるメインの推進力として使用するとバッテリー切れになる可能性があります。
特に、河川や海での使用となると、流れに逆らいながら航行することが多くなるので、想像以上に電力を消費し、航行範囲は一気に狭まります。
燃料でエンジンを動かす船外機は、予備燃料を携行缶で船内に持ち込むことで移動距離や使用時間を大幅に延ばすことができますが、エレキモーターでは電力がなくなると予備バッテリーがない限り動かすことは不可能です。
そのため、メインの推進力としてエレキモーターを長距離移動に使用する可能性があるのであれば、予備のバッテリーを万が一に備えて必ず用意しておきましょう。
また、使用する場所によってはエレキモーターが不利な状況も考えられるため、エンジンの使用を検討する必要もあるでしょう。
ボート用動力の選び方についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
【2馬力ボート】にはエンジンとエレキどちらがおすすめ?取り付けられる基準とメリット/デメリット!
まとめ
エレキモーター用のバッテリーに必要な容量は、「エレキモーターの最大出力(W)× 使用時間(h)÷ 電圧(V)= 必要容量(Ah)」で求めることができます。
エレキモーターユーザーの中で最も人気のある容量は100Ahで、幅広いエレキモーターに使用されています。
バッテリーを選ぶ際には、「電圧・ディープサイクルバッテリー・電池の種類・重量」をしっかりと理解し、自身のフィッシングスタイルに合ったものを選びましょう。
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