19グラップラーCT150の釣りスタイルと狙える魚種は?最適ロッドの組み合わせ紹介!

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19グラップラーCT150は、オフショアゲームにおいて非常に人気のあるベイトリールで、購入を検討する方も多くなっています。

そのため、19グラップラーCT150がどのような釣りスタイルに適性があり、どのような魚種を狙うことができるのか気になる方も多いでしょう。

そこで本記事では、釣り歴30年以上の経験をもとに19グラップラーCT150の適性釣りスタイルや狙える魚種について解説します。また、釣りスタイル別のおすすめロッド組み合わせ例についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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グラップラーCT150の特徴とスペック

項目内容
ギア比8.1
最大ドラグ力5.0kg
自重255g
スプール径/幅32mm / 22mm
最大巻上長81cm(ハンドル1回転あたり)
標準糸巻量 PE号/m0.8-400, 1.0-330, 1.5-200
ハンドル長60mm(シングルパワーハンドル)
ベアリング数5(ボール)+1(ローラー)
希望小売価格¥26,400(税込)
グラップラーCT150のスペック表

シマノ「グラップラー CT150」はオフショアに特化した、カウンター付きの小型ベイトリールです。

自重はわずか255グラムと軽量で、長時間の釣行でも疲れにくく、コンパクトなボディは手の小さい方でも扱いやすい設計。最大ドラグ力は5.0キロで、ファイトスタイルやライン強度によりますが、3~5キロ程度までの中小型魚が対象となります。

最大の特長は、視認性に優れたデジタルカウンターと、フォールレバーを搭載している点。フォールスピードや棚を正確に把握・調整できるため、バイトチャンスの向上が期待できます。

ギア比は8.1で、ハンドル1回転あたり最大81センチの巻き取りが可能。素早い回収と手返しの良さを兼ね備え、操作性・汎用性・コストバランスに優れた中級者にも人気の高いモデルです。

グラップラーCT150に最適な釣りスタイルは?

釣りスタイル適性解説
ライトジギング青物や根魚狙いに十分なパワーと巻きスピードを両立。棚を攻めやすく実績多数。
タチウオジギングフォールと巻き上げを繰り返す釣りに最適。カウンターで棚攻略が容易。
スーパーライトジギング(SLJ)PE0.8〜1号なら快適操作可能。軽量ロッドと相性抜群。
タイラバ棚を刻む釣りでカウンターが大活躍。軽量で巻きも滑らか。
ロックフィッシュハタ系やカサゴ狙いに最適。根への対応力も十分。
中深海・ディープジギング△〜×水深・重量に対してパワー・糸巻量が不足気味。
青物ジギング(5kg超)ドラグ力・剛性ともにやや不足。短時間勝負は厳しい。
グラップラーCT150最適釣りスタイル一覧表

シマノの「グラップラーCT150」は、ライトジギングやタイラバ、タチウオジギングに最適なベイトリールですが、特に適性が高いのは【ライトジギング】です。

ライトジギングでは、中型の青物や根魚を狙うのに十分なパワーを持ち、軽量で扱いやすい設計。また、デジタルカウンターで水深や棚を簡単に確認でき、フォールレバーでの微調整も可能なため、初心者でも使いやすいのが特徴です。

タチウオジギングでは、フォールと巻き上げの繰り返し動作を素早く行え、タイラバでは棚を正確に刻むことができるため、マダイや根魚狙いにも適しています。

ただし、最大ドラグ力は5.0キロとやや控えめで、中深海や大型の青物狙いにはパワー不足のため、そうした釣りには別のリールを検討したほうがよいでしょう。

グラップラーCT150で狙える魚種は?

魚種サイズの目安
青物(イナダ・ハマチクラス)〜5kg前後
タチウオドラゴン級まで
カサゴ・ソイ・ハタ類〜1.5kg
マダイ〜60cm程度(約3〜4kg)
ハタ類(キジハタ、オオモンハタなど)〜50cm程度(2〜3kg)
グラップラーCT150で狙える魚種一覧表

グラップラーCT150は、ライトジギングタイラバタチウオジギングなどに最適な性能を備えており、幅広い中小型魚種を狙うことができます。

青物(イナダ・ハマチクラス)には、高速巻きに対応するギア比と十分なドラグ力で対応可能。タチウオは棚を正確に狙うことが重要な魚で、カウンター機能によりヒットレンジを再現しやすく、効率よく釣果を伸ばせます。

根魚系では、カサゴやソイ、アカハタ、キジハタといった魚をターゲットにでき、パワーと操作性のバランスが良く、根への突っ込みにも対応できます。

タイラバではマダイを主なターゲットとし、一定速度での巻き上げ性能や感度の高い巻き心地が有効です。3〜4kgクラスまでの魚種には安定して対応できる、非常に汎用性の高いリールです。

釣りスタイル別おすすめロッドを紹介!

ここでは、グラップラーCT150が最も適性のあるライトジギングを中心に、タチウオジギングやタイラバにおすすめのロッド組み合わせ例をご紹介していきます。

ライトジギングにおすすめロッド組み合わせ例

コスパ重視=【シマノ】グラップラー BB タイプLJ B63-1

シマノのエントリーモデルながら、ブランクスにはハイパワーX構造を採用し、ねじれやつぶれに強い設計。

6.3フィートの長さはライトジギングで扱いやすく、ショートピッチのジャークやフォールのコントロールがしやすいことが魅力です。

グラップラーCT150とのデザイン相性も良く、1万円台前半でこの性能は圧倒的なコストパフォーマンス。初めての一本やサブロッドとしても最適です。

バランス重視=【シマノ】オシアジガー LJ B63-2

シマノの【オシアジガー LJ B63-2】は、多彩なジャークに対応できる近海用のオールラウンドロッドです。

PEライン最大2号、ジグウェイトは50〜160gに対応し、ライトジギング全般を1本でこなせる高い汎用性が魅力です。ミドルスピードを基軸に、スローからハイピッチまで自在に操作可能で、青物や根魚など幅広いターゲットに対応します。

想定水深は最大80m前後で、リールは150〜300番クラスが適正。特にグラップラーCT150との相性は抜群で、操作性とバランスの取れた組み合わせです。

ハイスペック重視=オシアジガー リミテッドLJ B63-2

シマノ【オシアジガー リミテッドLJ B63-2】は、ブランクスにスパイラルXコアとナノピッチ構造を採用し、驚異的な軽さと高反発性を実現した最高峰モデルです。

軽量・高感度・高レスポンスを極限まで高めており、繊細なジグ操作やフォール中の微かなアタリも明確に感じ取れます。

グラップラーCT150のフォールレバーとの組み合わせで、レンジ攻略やジグ操作の精度が飛躍的に向上。まさに本気でライトジギングを極めたい上級者に最適なプレミアムタックルです。

タチウオジギング×オシアジガー LJ B63-2

オシアジガーLJシリーズは軽量かつ超高感度で、タチウオの小さなアタリも見逃しません

6.3フィートの長さで操作性が高く、繊細なフォールやジャークを得意とします。グラップラーCT150との組み合わせは、フォールレバーを活かしつつ巻き感も滑らかで、中上級者や釣果にこだわる方に最適です。

タイラバ×エンゲツ BB B69M-S/2

シマノ「エンゲツ BB B69M-S/2」と「グラップラーCT150」の組み合わせは、タイラバにおいて非常にバランスの良いタックルです。

エンゲツBBの6.9フィートミディアムパワー設計は、タイラバ特有の繊細な誘いと確実なフッキングに最適で、適度なしなやかさにより根掛かり回避や魚の引きにも対応します。

両者の相性は抜群で、長時間の釣行でも疲れにくく、繊細かつパワフルな操作を両立させているため、初心者から上級者まで幅広くおすすめできる組み合わせです。

グラップラーCT150の上位モデルと下位モデルは?

グラップラーCT150の購入を検討している方の中には、もう少しハイスペックなリールが欲しい、あるいはコストを抑えたいという方もいるでしょう。

そのような場合は、上位モデルの「オシアコンクエストCT300」や、コストパフォーマンスに優れた下位モデルの「グラップラー BB 150XG」も選択肢に入ります。

グラップラーCT150とこれらのモデルを比較し、それぞれの特徴や適した釣りスタイルを紹介していきますので、自分のフィッシングスタイルに合った最適なリール選びの参考にしてください。

上位モデル=オシアコンクエストCTシリーズ

より本格的なオフショアゲーム向き!

オシアコンクエストCTシリーズは、グラップラーCT150の上位モデルに位置する高剛性・高性能なベイトリールで、よりハードな釣りに対応する設計が特徴です。

精密なマイクロモジュールギアと高剛性ボディにより滑らかな巻き心地と圧倒的なパワーを両立しており、3kg以上の青物や根魚、大型マダイ、中深海のディープタイラバやスロージギングにも適しています。

対してグラップラーCT150は軽量で手返しが良く、ライトジギングやタイラバなど中型魚向きの釣りに最適。どちらもデジタルカウンターを搭載していますが、オシアコンクエストCTは耐久性・剛性・精度のすべてで上回っており、より本格的な釣りを求めるアングラー向けのリールです。

オシアコンクエストCTシリーズについては、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

24オシアコンクエストCT300HG/MG/PGで狙える対象魚と釣りスタイル!おすすめロッドは?

下位モデル=グラップラー BB 150シリーズ

グラップラーBB 150シリーズ】は、グラップラーCT150の下位モデルに位置する軽量・コスパ重視のエントリーベイトリールです。

カウンター機能はありませんが、操作性が高く、初めてのベイトリールにも最適です。最大ドラグ力は5kgで、PE1号前後のライトラインに対応し、スーパーライトジギングやライトロックフィッシュ、ライトタイラバなどに向いています。

一方、グラップラーCT150はデジタルカウンター搭載で棚攻略に優れ、タチウオジギングや中型青物、マダイ狙いに対応できる性能を持ちます。より繊細で戦略的な釣りを楽しみたいなら「グラップラーCT150」、シンプルにライトゲームを始めたい方には「グラップラー BB 150」がおすすめです。

グラップラーCT150のまとめ

シマノ「グラップラーCT150」は、ライトジギングやタイラバ、タチウオジギングに最適な小型ベイトリールです。

軽量かつコンパクトな設計で扱いやすく、デジタルカウンターとフォールレバーの搭載により、初心者でも棚を正確に把握しながら効率よく誘いをかけられます。

最大ドラグ力5kgとパワーも十分で、中小型の青物や根魚に対応可能で、コストと性能のバランスに優れた、入門から中級者まで幅広くおすすめできる一台です。

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