【重要】トランサムドーリーの取り付け位置の決め方!間違うと取り返しのつかないことも!

2馬力ボート
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トランサムドーリーは出船時にあると非常に便利なアイテムですが、正しい取り付け方を知っていなければ、役に立たず後悔してしまうこともあります。

そこでこの記事では、トランサムドーリーを取り付けるうえで重要なことや、気を付けるポイントについて解説していきたいと思います。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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実は高いドーリーの優先度

2馬力ボートやミニボートを出船させる場所は、港内のスロープや砂浜などになることが多くなっていますが、どのような場所でもボートドーリーがあると楽に短い時間での出船が可能になります。

2馬力ボートやミニボートは、一般的な船舶と比べると非常に軽くなっていますが、FRP製ボートであればおよそ60㎏程度、船外機が18㎏程度あります。

総重量80㎏前後あるボートを自力のみで輸送することは難しく、ドーリーがないと輸送に苦労してしまうことは目に見えています。

もちろん水上で船外機を取り付け、荷物も水上で積み込むことも可能ですがボートが流されないように固定しておく必要もあり、時間も非常かかるため非効率的です。

小型ボートの弱点は足の遅さであり、いかに無駄な時間を少なくして釣りをする時間を増やすかが釣果につながるので、ドーリーの優先度は非常に高くなっています。

トランサムドーリーの取り付けで気を付けるポイント

ここでは、トランサムドーリーの取り付けで注意しておきたいポイントについて解説していきますので、取り付けの際の参考にしてみてください。

操船に影響のない取り付け

トランサムドーリーを使用していない時には、ドーリーを跳ね上げた状態で操船するので船外機がドーリーに干渉しないように取り付ける必要があります。

取り付け位置を決めるときには、船外機を左右に回してみて邪魔にならない高さや幅を測って取り付け位置を確定させます。

トランサム部分に穴をあけたり、ビスで固定するなど船体に穴をあけることになるので、失敗は出来ません。

ドーリーは種類によって全長や幅が違い、ボート自体もそれぞれサイズが違うのでしっかりと測り、幅や高さを決めてから取り付けましょう。

タイヤはプロペラよりも低い位置に!

トランサムドーリーはボートを楽に移動するためだけではなく、船外機の保護や組み立て時にも使用するため、船外機の底辺よりも低い位置での取り付けが必要になります。

船外機の底辺よりも高い位置にタイヤがあると、船外機がタイヤよりも先に地面に触れるため、まったくドーリーとしての役割を果たすことは出来ません。

その為、取り付け位置を決めるときには船外機を取り付けた状態で測り、船外機の底辺よりもタイヤが低くなるように取り付けましょう。

耐荷重には余裕をもつ

ボートドーリーを取り付けるときに注意しておきたいポイントとして、耐荷重に余裕を持ったドーリーを選んで取り付けることが重要です。

2馬力ボートの総重量(ボート+船外機)はおよそ80㎏程度なので、耐荷重80㎏程度のドーリーで十分に感じるかもしれませんが、スロープなどからボートを出船させるときには、クーラーボックスやタックルボックスを積んだ状態で移動することになるので、かなり重くなります。

また、路面状況が悪い場所であれば不意に荷重がかかり、耐荷重を超えてしまうことも考えられるので、できるだけ耐荷重に余裕のある選び方が重要になります。

ボートに穴をあけたら防水を!

トランサムドーリーの取り付けで穴を開けた場合には、ドーリーを取り付けた後に確実な防水処理が必要になり、防水処理をしていないとボルト穴から水が入り、船内にたまってしまいます。

筆者自身も取り付けステーで固定し、ボルトで固定するのだから問題ないと簡単に考えていましたが、以外にも多くの海水が船内に入り込み、足元が10㎝程度浸水したことがあり身の危険を感じたことがあります。

2馬力ボートの船底から船縁までの高さは低く、たった10㎝程度であってもバランスの悪い2馬力ボートでは、非常に危険な状況になることも考えられます。

その為、船体に穴をあけたらコーキングなどでしっかりと防水処理を行い、安全のために浸水を防ぎましょう。

まとめ

トランサムドーリーの取り付けは

船外機に干渉しない場所
船外機よりもタイヤを低い位置に調整する

を基本にそれぞれのボートに合った位置に取り付けてみてください。

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