【2024年最新】電動リール用バッテリーおすすめ11選!選び方と使用上の注意点!

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電動リールに使用できるバッテリーには数多くの種類があり、どのようなバッテリーをどの基準で選ぶべきか悩む方も多いでしょう。

電動リール用バッテリーは、必要なスペックや容量を備えたものを使用しないと、バッテリー切れやパワー不足などのトラブルにつながります。

そこでこの記事では、電動リール用バッテリーの選び方について解説し、おすすめのバッテリーもご紹介していきたいと思います。

また、電動リール用バッテリーの使用上の注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

そいた

・釣り歴=30年以上
・2馬力ボート歴=15年以上
・得意な釣り=ジギング
       泳がせ釣り
・使用艇=DSー110L3
・運搬方法=軽トレーラー

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電動リール用バッテリーが必要な理由

電動リールを作動させる電源としては、「外部バッテリー」「遊漁船の電源」の2つがあります。

遊漁船の電源を使用するのであればバッテリーは不要と感じるかもしれませんが、実は欠点がいくつかあり、外部バッテリーで電動リールの電源を取る方が多くなっています。

  • そもそも電動リール用電源がない
  • 一度に使用すると電圧が安定しない

まず、遊漁船によっては電動リール用の電源がそもそもない場合があり、外部電源がないと使用できないことがあります。

次に、遊漁船は船長の指示で仕掛けの回収を同船者全員が同時に行うため、電圧が下がってしまい、電流が安定せずパワー不足になることがあります。

パワー不足になると仕掛けの回収に時間がかかったり、電動リールなのに手巻きで回収する羽目になることもあります。

そのため、自身のタイミングで最適な電流を供給できる外部バッテリーは、電動リールユーザーにとって必要不可欠なアイテムだと言えるでしょう。

バッテリーの選び方

ここでは、電動リール用バッテリーの選び方について解説していきますので、バッテリーの選びの参考にしてください。

ディープサイクルバッテリーを選ぶ

電動リールのバッテリーに最適な種類は「ディープサイクルバッテリー」です。

なぜなら、ディープサイクルバッテリーには一定の電流の放出が得意」「繰り返しの充放電に強いといったメリットがあり、電動リール用のバッテリーとして適切な能力が備わっているからです。

ディープサイクルバッテリーの特徴
  • 一定の電流の放出が得意
  • 繰り返しの充放電に強い

もちろん、車などに使用される一般的な「スターターバッテリー」でも駆動させることはできますが、瞬間的な高電流の放出が得意で、繰り返しの充放電に弱いスターターバッテリーでは、電動リール用バッテリーとしては最適とは言えません。

実際に、私自身も車用バッテリーを電動リールや魚探用バッテリーとして代用したことがありますが、パワー不足は感じませんでしたが、長時間の使用はできませんでした。

そのため、電動リール用バッテリーを選ぶのであれば、最適な特徴を持つ「ディープサイクルバッテリー」を選ぶと失敗しないでしょう。

バッテリーの種類

バッテリーには鉛とリチウムの2種類があり、メリットやデメリットが違うので、しっかり理解して選びましょう。

鉛バッテリー

鉛バッテリーはリサイクル性が高く、多くのシチュエーションで活躍しており、原料となる資源も豊富にあるため、安価に安定供給でき、コストパフォーマンスに優れたバッテリーです。

しかし、非常に重く、リチウムイオンバッテリーと比較すると同容量で約3倍の重さがあり、ポータブル性能も低いため、電動リール用バッテリーとしてはデメリットもあります。

鉛バッテリーの特徴
  • コストが安い
  • 重い
  • 性能面でリチウムイオンバッテリーに劣る

リチウムイオンバッテリー

リチウムイオンバッテリーは「容量が大きい、重量が軽い、コンパクト」と、電動リール用バッテリーとして最適な特徴を持ちますが、原料が貴重で価格が高いというデメリットがあります。

しかし、長寿命で放電能力も高いため、電動リール用バッテリーとしては最適で、コストはかかりますが十分に元を取れるでしょう。

また、充電管理もリチウムイオンバッテリーのほうが圧倒的に楽で、管理充電の必要はあまりありません。

リチウムイオンバッテリーの特徴
  • 小型で高性能
  • 軽量
  • コストがかかる

バッテリー容量と電圧

バッテリー容量は10Ah以上必要!

電動リールを一日使用するために必要なバッテリー容量は「10Ah」以上です。

10Ah以上の容量があるバッテリーであれば、小型から中型の電動リールを一日使用しても問題なく使用できるでしょう。

しかし、大型の電動リールでは20Ah以上のバッテリー容量が必要になる場合もあるため、自身の電動リールに合ったバッテリーを選びましょう。

基本は12v~14.8v

電動リールに使用できるバッテリーの電圧は「12V〜14.8V」のバッテリーとなります。

バッテリーの電圧は高いほど供給できるパワーが多くなるため、巻き上げスピードやパワーに差が出ます。巻き上げスピードやパワーを重視したい方は、電圧の高いバッテリーがおすすめです。

ただし、14.8V以上のバッテリーを使用すると負荷がかかりすぎてコードが熱を持ったり、電動リール自体の破損につながる可能性があるため、12V〜14.8V以内のバッテリーを選びましょう。

電動リール用バッテリーおすすめ11選

ここでは、電動リールにおすすめバッテリーを厳選して11機種ご紹介していきます。

ダイワ製品を使用している方で、ダイワ製品のバッテリーが欲しいという方は、公式にて適合表を閲覧できますので、参考にしてください。

【公式】ダイワバッテリー適合表

【ダイワ】タフバッテリー12000IV

バッテリーの種類鉛バッテリー
電圧(V)12V
容量Ah12Ah
重量約4.2kg
サイズ(㎜)  151× 98×95

初めての電動リール用バッテリーにおすすめのダイワ製「タフバッテリー12000IV」

4.2㎏の重量が人によっては持ち運びしにくいと感じる可能性あり

しかし、12Ahの容量は小型から中型まで幅広い機種に対応でき、コストパフォーマンスに優れた鉛バッテリーであることが、おすすめの理由です。

こんな方におすすめ

  • 初めての電動リール用バッテリー
  • コストで選びたい方

【ダイワ】タフバッテリー20000C

バッテリーの種類鉛バッテリー
電圧(V)12V
容量Ah20Ah
重量6.4㎏
サイズ(㎜)140 x 290 x 220

大容量でスタミナ抜群のダイワ製「タフバッテリー20000C」

20Ahのバッテリー容量は小型から大型の電動リールまで対応し、水深100m以上の巻き上げでもバッテリー切れの心配は少ないでしょう。

重量が6.4㎏と重いため、持ち運びのしやすさよりもバッテリー容量を重視したい方におすすめです。

こんな方におすすめ

  • 軽さよりも容量重視
  • 大型の電動リールでの使用

【ダイワ】スーパーリチウム 12000WP-C

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.4V
容量Ah12Ah
重量1.23㎏
サイズ(㎜) 94㎜×204㎜×46㎜

2022年までのモデルで、ダイワ電動リール1200サイズ以下の全アイテムに対応する、ダイワの電動リール専用リチウムイオンバッテリー(マリンパワー・ワカサギ電動は除く)。

ウォッシャブル構造で丸洗いできることや、小型リールであれば2台同時接続可能であることがおすすめの理由です。

コストはかかりますが、ダイワの電動リールを所有している方は、ぜひとも所有しておきたいバッテリーです。

こんな方におすすめ

  • ダイワの電動リールユーザー
  • 小型高性能バッテリーが欲しい方

【シマノ】BT マスター 11Ah

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.4V
容量11Ah
重量1.7㎏
サイズ(㎜)90x180x120 

ハイパワーを持続しながら長時間使用できる、大容量&高出力が魅力の電動リール用バッテリー。

シマノの電動リールユーザーにおすすめの機種で、2台の機種を同時に接続できることがおすすめの理由です。

専用のバッテリーケースがあり、一緒に購入することで竿受けなどに吊り下げて使用できるため、船での使用中に邪魔になりにくい点も魅力です。

こんな方におすすめ

  • シマノの電動リールユーザー
  • 深場での使用

【ハピソン】 中・小型電動リール用充電式 12Ah

バッテリーの種類鉛バッテリー
電圧(V)12V
容量Ah12Ah
重量4.9㎏
サイズ(㎜)185×140×215 

充放電サイクル約200回、メンテナンスフリーの小型蓄電池を採用した電動リール用バッテリー。

電池残量の目安を表示するLEDチェッカーが付いており、一目で電池残量が分かる点が魅力です。また、水拭きが可能でメンテナンスが簡単なのもおすすめの理由です。

持ち運びがしやすく、コストパフォーマンスに優れたバッテリーです。

こんな方におすすめ

  • 小型から中型リールでの使用
  • コストに優れたバッテリーが欲しい方

【ハピソン】リチウムイオンバッテリー12.6Ah

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.8V
容量Ah12.6Ah
重量2.5㎏
サイズ(㎜) 約110×220×330

高出力20Aで大型リールまで対応し、容量12.6Ahは一日中使用しても安心できるリチウムイオンバッテリー。

このサイズ、容量、出力で、重さ2.5kgの軽量タイプ

非常時電源としても使えるUSBポート付きで、船上でスマホや電気機器の電源として使用できるのが、おすすめの理由。

こんな方におすすめ

  • 中型~大型電動リール用バッテリーが欲しい方
  • 大容量で軽いバッテリーが欲しい方

【ハピソン】リチウムイオンバッテリー20Ah

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.8V
容量Ah20Ah
重量3.2㎏
サイズ(㎜)約290×165×115 

大物電動リール用のリチウムイオン大型バッテリー。

大容量の20Ahは、大型の電動リールに最もおすすめで、フルスペックで使えるパワーと容量が魅力です。

バッテリーの残量が表示されるため、余計な手間が掛からず、釣りに集中できることが、おすすめの理由。

こんな方におすすめ

  • 大型電動リール用のバッテリーが欲しい方
  • 大容量バッテリーが欲しい方

【ハピソン】YQ-105 電動リール用バッテリー コンパクト

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.4V
容量Ah6.7Ah
重量1㎏
サイズ(㎜)135x 165 x 70

体に付けて船内の移動が可能な腰巻きベルト付きのリチウムイオンバッテリー。

電動ジギングや電動タイラバ、手持ちで行うライトヒラメなど、小型電動リールで行う釣りにおすすめ。

また、本体が水洗い可能なこともおすすめの理由。

こんな方におすすめ

  • 小型電動リール用バッテリーが欲しい方
  • メンテナンスが楽なバッテリーが欲しい方

【BMO JAPAN】リチウムイオンバッテリー 14.4V 13.2Ah

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.4V
容量Ah13.2Ah
重量1.5㎏
サイズ(㎜) 112 x 209 x 71

使用時間が12Ah鉛バッテリーの約2倍のリチウムイオンバッテリー。

重量も1.5㎏しかなく、ぶら下げて使用できるように便利なベルトが付いており、床に置く必要がないため邪魔になりにくくなっています。

IP65の防水性能なので、水しぶきがかかっても問題なく、使用後は水道の蛇口から水を直接かけて洗えます。

こんな方におすすめ

  • 複数の機器を同時に使いたい方
  • 小さくて大容量バッテリーが欲しい方

【BMO JAPAN】リチウムイオンバッテリー6.6Ah 充電器付き

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.4V
容量Ah6.6Ah
重量750g
サイズ113×128×51 

バッテリー本体、チャージャー、シリコンケースなどがセットになった電動リール用リチウムイオンバッテリー。

小型から中型電動リールで100号までのオモリで行う釣りにおすすめの一台。

水深50mで約300回の巻き上げ実績があり(ダイワ レオブリッツ300J使用時)安心して一日の釣行を楽しめます。

こんな方におすすめ

  • 小型から中型電動リール用バッテリーが欲しい方
  • ライト寄りの釣り種で使用したい方

【HEMAJUN】電動リール用バッテリー 10000mAh

バッテリーの種類リチウムイオンバッテリー
電圧(V)14.8V
容量Ah10000mAh
重量700g
サイズ 45×45×195

ダイワとシマノの2芯仕様の電動リールと互換性がある電動リール用バッテリー。

電池残量がわかるLED機能を搭載し、過充電保護、過放電保護、過電流保護、短絡保護などの安全保護機能が充実していることがおすすめの理由。

6芯変換ケーブルを用いることで、2芯以外の電動リールにも使用可能。

\2芯→6芯変換ケーブルはこちら/

こんな方におすすめ

  • 小型のバッテリーが欲しい方
  • コストを抑えたい方

バッテリーを使用するときの注意点

ここでは、電動リール用バッテリーを使用する際の注意点について解説していきますので、バッテリー管理の参考にしてください。

バッテリーのつなぐ順番

電動リールとバッテリーを接続する際の順番は、つなぐときには「プラスから」、外すときには「マイナスから」が基本です。

理由としては、電動リールがショートする可能性がゼロではないからです。

可能性は低くてもショートするリスクがあるなら、避けた方が賢明であり、高価な電動リールを守ることにつながります。

そのため、バッテリーと接続するときにはプラスから、外すときにはマイナスからと覚えましょう。

バッテリー残量に注意!

電動リール用バッテリーを保管するときには「バッテリー残量」に注意することが重要です。

なぜなら、適切な残量がバッテリーの寿命を左右するからです。

一般的に、鉛バッテリーは使用後に満充電が推奨され、リチウムイオンバッテリーは7割程度のバッテリー残量まで充電することが推奨されます。

この範囲の充電残量を、使用しない場合でも保つことでバッテリー寿命が延びるため、しっかりと管理充電を行いましょう。

バッテリーの処分方法

使用済みで使わなくなったバッテリーの処分は、「メーカーの回収・釣具店・産廃処理業者・バッテリー回収専門業者」で行うことができます。

バッテリーは一般ごみとしての処分が難しく、適切な処理が必要です。

そのため、自治体によって違いはありますが、処分方法をしっかりと確認し、個人の責任で適切に処分するようにしてください。

ダイワのバッテリー回収先のリンクを下記に記載していますので、バッテリー回収、処分に役立ててください。

ダイワ製 鉛バッテリーリサイクルシステム

ダイワ製 リチウムバッテリー/ニッケル水素バッテリーのリサイクル

まとめ

電動リールは遊漁船などの電源で稼働させることが一般的ですが、電源がない遊漁船もあり、同時に使用することで電力不足になり使いづらい場合があるため、個人で専用バッテリーを所有するメリットは非常に大きいでしょう。

バッテリーを選ぶ際には、鉛・リチウムの種類や容量、電圧をしっかりと理解して選び、使用上の注意点を守りましょう。

また、使用済みバッテリーは各自治体や適切な処分技術のある業者に依頼して、適切に処分しましょう。

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