電動ジギングは、電動リールの力で効率よくジグを操作し、深場や大型魚を狙える人気の釣法です。
近年はリール性能の進化により、手返しの早さや誘いの精度が飛躍的に向上していますが、モデル選びを誤るとパワー不足や操作性の悪さにつながり、釣果にも大きく影響します。
そこで本記事では、電動リールの選び方や電動ジギング向けのおすすめリールを、厳選して11機種ご紹介します。
これから電動ジギングを始めたい方や、リールの買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。
電動ジギングとは?初心者にもわかる基本解説
電動ジギングとは、電動リールのパワーを活用してジグを操作し、青物や根魚などを狙うオフショアジギングの一種です。
従来の手巻きジギングに比べて、一定速度での誘いや素早い巻き上げが可能なため、深場や潮流の速いエリアでも効率的に攻められるのが特徴です。
特に水深100メートルを超えるポイントや、200グラム以上の重いジグを使用する場面では、電動リールの巻上力とトルクが大きな武器となります。また、電動リールにはカウンターやジギングモードが搭載されており、ジグの位置を数値で把握しながら精密な誘いを再現できます。
つまり、電動ジギングはリール性能に大きく依存する釣りであり、適した機種を選ばないとパワー不足や過熱などのトラブルに繋がります。
そのため、電動ジギングを快適に楽しむためには、釣り方やターゲットに合った電動リールをしっかり選ぶことが何より重要です。
電動ジギング用リールの失敗しない選び方
| 選び方のポイント | 解説 |
|---|---|
| ジギングモード搭載機種で選ぶ | ジギングモード搭載リールは、巻き上げやフォールを自動制御でき、精密な誘いが可能。シマノの「EJモード」などを活用すれば、誰でも安定したアクションを再現できる。 |
| 番手(サイズ)で選ぶ | 狙う魚や水深に応じた番手選びが重要。浅場は軽量小型リール(シマノ1000~2000番/ダイワ200番)、深場や大型魚は中型(シマノ3000番/ダイワ300番)を目安に。 |
| 巻上力とドラグ性能で選ぶ | 巻上力が高いほど大型魚や深場で有利。ドラグ性能も重要で、滑らかかつ強力な設定(小型で10kg前後、中型で15kg以上)を基準に選ぶと安心。 |
| 高剛性・防水性で選ぶ | 剛性が低いとパワーロスや摩耗の原因に。防水性能が高いモデル(シマノ「コアプロテクト」、ダイワ「マグシールド」など)は耐久性・信頼性も抜群。 |
| 大手メーカーで選ぶ | シマノやダイワなど大手メーカーは信頼性・サポート体制が充実。高品質な製品と部品供給があり、長く安心して使用できる。 |
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電動ジギングでは、ジギングに特化した電動リールを選ぶことが重要で釣果も左右します。
ここでは、失敗しないための選び方のポイントをわかりやすく解説します。
ジギングモード搭載機種で選ぶ
ジギングモードを搭載した電動リールは、電動ジギングを快適に行ううえで非常に重要な機能です。
一定のスピードでの巻き上げや、止めとフォールの動作を自動で制御できるため、手巻きでは難しい精密な誘いが可能になります。たとえば、シマノの「EJモード」では上げ幅や停止時間を設定でき、誰でも安定したアクションを再現できます。
水深や魚の活性に合わせた動きを自動で繰り返せるため、体力の消耗を抑えつつ釣果アップが期待できるため、ジギングモード搭載機種を中心に選ぶといいでしょう。
番手(サイズ)で選ぶ
電動ジギングで使用する番手(サイズ)は、狙う魚種や水深に合わせて選ぶことが重要です。
電動ジギングでは主に小型~中型電動リールを使用するのが一般的で、小型リールは軽量で操作性が高く、浅場や150グラム前後のジグを使う釣りに最適です。一方、水深100メートル以上や大型青物を狙う場合は、中型クラスのトルクの強いモデルが必要になります。
リールのサイズ目安としては、シマノなら1000~3000番、ダイワなら200~300番が標準的です。
番手が小さ過ぎるとパワー不足や過熱の原因となり、逆に大き過ぎると重く扱いにくくなります。使用エリアやジグの重さに合ったサイズを選ぶことで、快適かつ効率的な電動ジギングが可能になるでしょう。
巻上力とドラグ性能で選ぶ
電動ジギングでは、巻上力とドラグ性能が重要で、リール選びのポイントの一つです。
巻上力が強いほど、深場や大型魚とのファイトでも安定したやり取りが可能になり、特に水深100メートル以上や重いジグを使用する場面では、高トルクモーター搭載で高い巻き上げ力が必要になります。
また、ドラグ性能は魚の引きをいなす役割を持ち、滑らかで強力なドラグほどラインブレイクを防げます。
具体的には、小型電動リールで10キログラム程度、中型電動リールでは15キログラム以上を目安に選ぶといいでしょう。
高剛性・防水性で選ぶ
電動ジギングでは、ターゲットが大型化し過酷な環境での使用も考え、高剛性と防水性は欠かせない要素です。
リールのボディ剛性が低いと、巻上げ時のトルクで歪みが生じ、ギア摩耗やパワーロスの原因になります。高強度金属を採用したモデルなら、強力な巻上げにも耐え、長期間安定した性能を維持できます。
また、防水性能が不十分だと、塩分や湿気がモーターや基板に侵入し故障につながる恐れがあります。メーカーによっては、シマノの「コアプロテクト」やダイワの「マグシールド」など独自の防水構造を採用しており、これらは耐久性と信頼性を高める大きなポイントです。
長く使える電動リールを選ぶなら、高剛性・防水性の高さを必ず確認しましょう。
大手メーカーで選ぶ
スペック面や安心して長く使える電動リールを選ぶなら、実績ある大手メーカー製を選ぶことが重要です。
なぜなら、メーカー大手は安定した性能やアフターサービスが充実しており、万一のトラブル時にも対応力があるからです。
たとえば、シマノは世界的な釣具メーカーとして信頼されており、ボディ剛性や防水仕様が高く評価されています また、ダイワも同様に高性能な電動ジギング向けリールを展開しており、部品供給や修理体制も整っています。
そのため、性能だけでなく「信頼できるメーカー製」であることも、失敗しない電動ジギング用リールの選び方の一つとなります。
電動ジギングにおすすめの電動リール11選
ここでは、電動ジギング向け電動リールを11機種厳選してご紹介していきます。
【シマノ】ビーストマスター 1000EJ
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | 実用巻上持久力(Kg) |
| 700 | 15 | 9.5 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量フロロ(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-400/4-300/5-230 | 5-250/6-200 | 70 |
軽快操作で自在に誘う小型電動!
【シマノ ビーストマスター 1000EJ】は、軽量・高出力のEJモードを搭載した小型電動リール。
深場から中層まで幅広く対応し、電動ジギングの入門~中級者にも扱いやすい操作性が魅力です。滑らかな巻き上げ性能と正確なジグアクション制御により、青物やタチウオなど多彩なターゲットに対応します。
【シマノ】ビートマスター 2000EJ
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | 実用巻上持久力(Kg) |
| 690 | 15 | メーカー表記なし |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量フロロ(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-50/4-40/5-300 | 5-320/6-250 | 70 |
深場攻略も可能な万能EJ!
【シマノ ビートマスター 2000EJ】は、ジギング専用チューニングのEJモードを搭載し、電動高速ジャークを武器とする電動ジギング対応モデル
軽量ながらパワフルな巻上げとスムーズな負荷制御が可能で、250g前後のジグ操作を安定して行えます。剛性・防水性も高く、長時間の使用にも耐える設計。
中~大型青物を狙うアングラーにおすすめの電動ジギング定番機です。
【シマノ】ビーストマスター 2000
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | 実用巻上持久力(Kg) |
| 690 | 15 | 9.5 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量フロロ(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-500/4-400/5-300 | 5-320/6-250 | 70 |
ジギングから泳がせまで万能にこなす!
【シマノ ビーストマスター 2000】は、電動ジギングから泳がせ釣りまで幅広く活躍するベーシック電動リール。
強力なGIGA-MAXモーターを搭載し、安定した巻き上げとトルクを実現。電動ジギングはもちろん泳がせ釣りや、落し込みや沖イカ、アカムツなど幅広いターゲットに対応可能。
汎用性と実用性を兼ね備えたオールラウンドモデルです。
【シマノ】フォースマスター 1000
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | 実用巻上持久力(Kg) |
| 680 | 15 | 8.5 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量フロロ(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 2-600/3-400/4-300/5-230 | 5-250/6-200 | 70 |
スピードと操作性を極めた軽量ハイレスポンス機
【シマノ フォースマスター 1000】は、200m前後の電動ジギングに最適なコンパクトハイパワーモデルです。
HAGANEボディとブラシレスモーターを搭載し、軽量ながら高い剛性とレスポンスを実現。電動リール特有の巻き出しの鈍さを解消し、手巻き感覚に近い軽快な操作性が魅力で、タチウオやカンパチなど中型青物に効果的。
軽快かつ繊細なジギングを楽しみたいアングラーに最適です。
【シマノ】フォースマスター2000
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | 実用巻上持久力(Kg) |
| 675 | 15 | 8.5 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量フロロ(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-500/4-400/5-300 | 5-320/6-250 | 70 |
PE4号400メートルで深場対応
【シマノ フォースマスター2000】は、PE4号400メートルの深場にも対応できる電動リール。
ブラシレスモーターと高効率ドライブ構造により、軽量ボディながら力強いトルクを発揮。ジグのフォール・リフト動作を一定速度で維持できるため、電動ジギングにおけるリズム重視の釣りに最適です。
深場のブリやキハダにも対応する信頼性を備え、長時間の釣行でも疲労を軽減。電動ジギングのメイン機としてもサブ機としても完成度の高い1台です。
【ダイワ】シーボーグ G200J
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | JAFS基準巻上力(kg) |
| 520 | 10 | 10 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 1.5-450/2-300/3-200 | 3-250/4-170/5-140 | 65 |
軽量・高感度。シャクリモード搭載
【ダイワ シーボーグ G200J】は、シャクリモードを搭載した軽量電動リールです。
小型ながら高出力のモーターを搭載し、スピード制御もしやすく、手動に近いジャーク操作を実現し、タチウオやハタ類を狙うライト電動ジギングに最適です。アルミ製ボディが生み出す高剛性と操作レスポンスは、上位機にも匹敵。
小型ボディながらプロ志向の性能を持つ、実戦的な一台です。
【ダイワ】シーボーグ 300J
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | JAFS基準巻上力(kg) |
| 560 | 16 | 14 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-400/4-300/5-230 | 5-280/6-200 | 70 |
ジギングから泳がせ釣りまで幅広く対応
【ダイワ シーボーグ 300J】は、ジギングから泳がせ釣りまで幅広く対応する万能電動リールです。
手巻き感覚に近いJOGパワーレバーで、スピード調整が直感的に行えるのが特徴。300mクラスの中深場を狙う釣りでも、パワーと操作性のバランスが抜群です。
中型青物を狙う電動ジギングとの相性が良く、安定した巻き上げトルクと高いドラグ性能で不意の大物にも余裕を持って対応できます。
【ダイワ】シーボーグ G300J
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | JAFS基準巻上力(kg) |
| 575 | 16 | 14 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-400/4-300/5-230 | 5-280/6-200 | 83 |
コンパクト&ハイパワー
【ダイワ シーボーグ G300J】は、コンパクトボディに300サイズのパワーを凝縮したコンパクト&ハイパワーの電動リール。
MAGMAX-Gモーターを搭載し、従来比で巻き上げ速度・パワーともに向上。深場でのジグ操作や大型青物とのファイトでも、安定したパワーを発揮します。
軽量かつ高剛性のアルミフレームが高負荷時でもたわみを抑え、電動ジギングでの操作性を高めます。
【ダイワ】シーボーグ 300MJ
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | JAFS基準巻上力(kg) |
| 670 | 13 | 20 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-400/4-300 | 5-280/6-200 | 57 |
パワーも繊細さも、親指ひとつで
【ダイワ シーボーグ 300MJ】は、小型電動リールとしての基本性能を維持しつつ、操作性・軽量化・デザインをさらに洗練させたフラッグシップモデル。
アルミ製JOGパワーレバーは濡れた手でも快適に操作でき、棚取りや誘い、スロー巻き上げ、回収までを親指ひとつで自在にコントロール可能。
さらに、Hi/Loギア切替機能「MEGATWIN-PRO」を搭載し、バラシ防止や大型魚とのファイト時にも真価を発揮します。
【ダイワ】シーボーグ 400J
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | 実用巻上げ力(kg) |
| 585 | 16 | 14 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-500/4-400/5-300 | 6-300/7-230 | 70 |
深場攻略可能な糸巻量
【ダイワ シーボーグ 400J】は、より深い水深や大型魚をターゲットにした汎用性が魅力の電動リール。
400サイズながら扱いやすい軽量設計で、深場や急潮エリアでの電動シャクリに最適。大容量PE5号クラスまで対応し、巻き上げスピード・トルクともにトップクラス。ドテラ流しやディープエリアのジギングで圧倒的な安定感を発揮します。
耐久性・放熱性にも優れ、長時間の実釣にも安心のパフォーマンスがおすすめの理由。
【ダイワ】レオブリッツ 300J
| 自重 | 最大ドラグ力(kg) | 実用巻上げ力(kg) |
| 540 | 13 | 11 |
| 標準巻糸量PE(号ーm) | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 巻き取り長さ(cm/1回転) |
| 3-400/4-300 | 5-280/6-200 | 70 |
安定感とスムーズな操作性が魅力
【ダイワ レオブリッツ 300J】は、自重540gの軽量ボディに、ワンハンド操作が可能なJOGパワーレバーを搭載した高性能電動リール。
軽快な操作性と高い実用性を両立しており、長時間の釣行でも快適に使用可能。さらに、強力な「BRITZモーター」によりハイパワー&ハイスピードを実現し、大型魚とのやり取りにも余裕を持って対応可能。
滑らかに効き続けるATDドラグや視認性の高いドット液晶カウンターを採用し、操作性と実用性を高次元で両立したおすすめの電動リール。
電動リール用バッテリーは必須!選び方と注意点
電動リールの電源には「外部バッテリー」と「遊漁船の電源」の2種類があります。
一見、遊漁船の電源を利用すればバッテリーは不要と思われがちですが、実際にはいくつかの欠点があり、多くのアングラーは外部バッテリーを使用しています。
まず、遊漁船によっては電動リール用の電源がそもそも設置されていない場合があります。その場合、外部バッテリーがなければ電動リールを使用できません。
また、同船者全員が同時に仕掛けを回収する際、電圧が低下して電流が不安定になることもあります。これによりリールのパワーが落ち、巻き上げ速度が遅くなったり、最悪の場合は手巻きでの回収を強いられることも。
このようなトラブルを防ぐためにも、安定した電力を自分のタイミングで供給できる外部バッテリーは、電動ジギングを快適に行うための必須アイテムと言えるでしょう。
電動リールにおすすめのバッテリーについては、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
【2025年最新】電動リール用バッテリーおすすめ11選!選び方と使用上の注意点!
電動リール×ロッド×ジグの組み合わせで釣果UP!

電動ジギングで釣果を伸ばすためには、「電動リール×ロッド×ジグ」のバランスが非常に重要です。
まず電動リールは、ジグの重さや水深に合ったパワーと巻き上げ速度を持つモデルを選ぶことが基本で、ロッドは電動リールの特性を引き出すためにしなやかでトルクフルなブランク設計のものを選ぶと、魚とのファイト時にもバラシを防げます。
さらに、ジグは水深・潮流・ターゲットに合わせた重さと形状を選ぶことがポイント。電動リールの速度調整とロッドのしなりを活かして、ジグを自然に動かすことができれば、食わせの間を演出しやすくなります。
三つの要素がかみ合えば、効率よく誘い、確実に掛ける「理想の電動ジギングスタイル」が完成するでしょう。
電動ジギングにおすすめのロッドについては、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
【2025年最新】電動ジギングにおすすめの専用ロッド11選!後悔しない選び方を解説!
電動リールのメンテナンスとトラブル対策

電動リールを長く快適に使用するためには、定期的なメンテナンスとトラブル対策が欠かせません。
釣行後はまず真水で丁寧に塩分を洗い流し、完全に乾燥させることが基本です。電動リールは精密機器のため、水洗い後に内部へ水分が残ると錆や接触不良の原因になります。特に電源端子やコネクター部は塩噛みしやすく、接点復活剤などで保護しておくと安心です。
また、定期的にメーカーのオーバーホールを依頼し、ギアやモーター、ドラグ部の摩耗を点検することも重要です。
トラブル対策としては、予備の電源ケーブルやヒューズを用意しておくと、現場での不意なトラブルにも対応できます。さらに、バッテリー残量の管理を怠ると、回収途中で電源が落ちることもあるため注意が必要です。
電動リールを使用する上では最も基本なことですが、これらの基本を守ることで、電動リールの性能を長期間維持し、いつでも万全の状態で釣りを楽しむことができるでしょう。
電動ジギング・電動リールのよくあるQ&A
- Q電動ジギング用リールは通常のジギングリールとどう違うの?
- A
電動リールにはモーターを備え、一定速度で巻き上げ/フォール操作ができる設定モードがあるため、深場・潮流の早い海域でも手巻きより効率的に釣りができます。
- Qどの番手(モデル)を選べば良い?糸巻量はどれくらい必要?
- A
水深や対象魚によって異なりますが、「番手を選ぶ基準は水深+ターゲット重量」になります。たとえば青物ならPE3〜4号を300〜400 m巻ける番手が目安です。
- Q電動リールを使うとバッテリーや電源の問題があるの?
- A
はい。遊漁船の電源だけでは電圧が下がったり、電動リール用電源が備わっていない場合もあります。そのため外部バッテリーを持参するアングラーが多いです。
詳しく解説している記事→【2025年最新】電動リール用バッテリーおすすめ11選!選び方と使用上の注意点!
- Qトラブルを防ぐにはどうしたらいい?
- A
使用後すぐに真水で洗浄して乾燥させたり、専用バッテリーとケーブルを使うこと、定期メンテナンスを行うことが重要です。
- Qジグのウェイトや形状はどう選べばいい?
- A
ジグの重さ・形状は水深・潮流・対象魚種に応じて選ぶ必要があります。例えば、水深が浅め・潮流が遅めの場所では軽めのジグを、深場・速潮流では重めのジグが適しています。
- Qジグのカラーはどれを揃えたら良い?
- A
水色・天候・ベイトの種類に応じてカラーを使い分けると効果的。例えば澄み潮ではケイムラ系、濁り潮や夜間ではグロー系などが有効です
- Qロッドの長さや硬さはどれが良い?
- A
ロッドは一般的に6フィート~6.5フィート程度が扱いやすく、ジグの重さやジャークスタイルに合わせて硬さ(パワー)を選びます。初心者には中硬~中弾性モデルがバランス良くおすすめです。
詳しく解説している記事→【2025年最新】電動ジギングにおすすめの専用ロッド11選!後悔しない選び方を解説!
まとめ
電動ジギングを快適に楽しむためには、リール選びが最も重要です。
番手・巻上力・ドラグ性能・剛性・防水性などの基本性能を確認し、信頼性の高いメーカー製を選ぶことで、トラブルを防ぎ長く使い続けることができます。
さらに、電動ジギングはリールの性能だけでなく、ロッドとのバランスも釣果を左右します。専用ロッドを組み合わせることで、ジグ操作が安定し、より効率的な誘いが可能になるので、最適なバランスのロッドと組み合わせましょう。





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